前回のブログの続きです。
前回のを読んでない方は是非そちらを読んでからこのブログを読んでみてください
大家から嫌がらせを受けて数日経った頃に、私とルームメイトのストレスは絶頂を迎えていました。
そんな中、大家がまた私のところにやってきて、嫌がらせのために何か文句を言ってきました(もう何のことだか覚えていません笑)。
大家が何か言った瞬間、
「これはハラスメントだ!虐待だ!大家から虐待されてる!!私の手見て!!!!あなたが与えた苦痛によって私はこんな手が震えている!!虐待だ虐待だ!!」
と私は泣きながら大家に叫んでいました笑
大家さんも流石にびっくりしており、ちょっとフリーズして、
「ごめん、大丈夫だから今言ったことは忘れて。荷物ももしたくさんあるならストレージルームに置いていいからね?ね?」
と言い、キッチンの方に戻っていきました。
はっきりとは覚えていませんが、私のリアクションが予想外すぎて仰天している感じでした。
そしてその夜、他にも嫌がらせを受けたルームメイトと2人で作戦会議することになりました。
このままではいけない、泣き寝入りはごめんだ!!!!と、2人で固く誓い合い笑、
次の日にこの嫌がらせをやめないと本当に通報するなり弁護士を介入するなりしますという警告をするため大家と3人で話し合うことにしました。
話し合いが始まる前から大家は前日の私との出来事もあったので、流石にちょっとやりすぎかもしれないと思っていそうな感じが伝わりました。
大家は私たちが会話を録音していないかどうかを気にしているようでした。(録音はしていませんでしたがしようか直前まで悩みました)
まず、大家が今までしてきた嫌がらせの数々の話をこちらから持ち出しました。
大家は嫌がらせをしたことは認めませんでした。
例えば音楽を大音量でかけたことなどは、そういう気分だった、など言って言い逃れしようとしてきました。
私たちがいくら問い詰めても認めようとしません。
私「あなたが嫌がらせをしていないと思っているならそれでいいです。私たちは警察とか弁護士とかに今の話をして彼らに判断してもらうだけなので。
一緒の家に住んでいる異性の大家からこんなことを毎日されていると言ったらどう聞こえるでしょうね。あなたが嫌がらせしたか認めなくても第3者が判断するので別にいいです。私たちが留学生で女性という弱い立場だからそういうことやってくるんでしょ?ねえ?そうなんでしょ???」
と言い、ちょっと大家に効いたようでした。
大家「そんなことする必要ないよ!!!僕は嫌がらせなんてしてないよ!僕たちはファミリーじゃないか!!!」
私(ファファファ、ファミリー??ふっざけんなああああああ!!!)
私「私たちはファミリーじゃない。あなたは大家で、私はテナントです。あなたのことをファミリーと思ったことは一度もありません。そもそもファミリーなら絶対こんなことしません。」
ルームメイトも今ままでやられた嫌がらせを細かく話していったら、
「そんなことを嫌がらせって言うなんて馬鹿馬鹿しい、付き合ってられない」等言ってきたので、
私はその時点で頭に血が上り怒りがピークへと達しました。そして
「もういい、話にならない!とりあえずあんたが嫌がらせをやめないなら通報してやるから覚えておきな!!!!」と言ってドアを思い切り閉めて勢いよく部屋を出ました。
ルームメイトはもっと冷静だったので笑、
そのあと少し大家と話して私のところに戻ってきました。
大家は私が勢いよく部屋を出たあと本当に通報されないか相当気にしていて、
Riho(私)を止めてくれ!!!と言ってきたけど
「さあ、彼女は相当怒ってるし止めるのは無理だと思う。でもあんたが嫌がらせすぐ辞めれば通報しないかもよ」的なこと言っといた!と言ってました。 Good Job!
さすが私のルームメイトです
と言うか大家、頼む人間違ってるしテンパりすぎだろ、と思いました
その後からは全く嫌がらせされることは無くなったどころか、
「本当にあのような誤解があったことは申し訳ない、僕は来週出て行くから、君たちはいつまでもこの家にいていいし、荷物もどこに置いてもいいし」
と10回は同じことを言ってご機嫌をとってくるようになりました。
相当通報されたくなかったんですね。
私たちは嫌がらせをやめてくれなければ本当に通報するつもりでした。
その本気が伝わったのかもしれません。
今考えると、あの大家と戦った日々は
ルームメイトも私もファイターのように燃えていたと思います。
絶対嫌がらせに屈しない!!!って気持ちでした。
だけど精神的にかなり辛かったことは間違い無いです。
留学生というだけで不当に扱われたり理不尽な扱われ方をするのはよくあることです。
そんな時は負けない心も大事ですが、逃げることも大事です。
あの時戦わずさっさと引っ越していれば精神的な負担も半分だったかもしれません。
ちなみに引っ越したのは1ヶ月先のことです。(もうあの大家に家賃払うのは嫌と思ったので結局出ました)
なんだか今思うと私の今ままでのカナダライフの8割は自分の権利のための戦い、2割は楽しいみたいな感じに思えます。(戦いの比率多くない????)
ここからのカナダライフは10割幸せに違いありません(よね?)
ちなみにその一緒に戦ってくれたルームメイトは今でも親友です親友というかもう家族のような存在です。
懐かしいから今度その家の前で写真でも撮ろうよと今でも話しているくらい思い出深いものになりました。(サイコですか?笑)
私にとってもトラウマだけど大家さんにとってもトラウマだったことには間違いないです