2010年、切迫早産を乗り切り

長女を無事出産しました。



出産してすぐ、授乳してみましょうと

赤ちゃんが私の元へ。



産まれるまで母乳なんて出ていないのに

産まれた瞬間から出てくる不思議。



辛い妊娠生活が一瞬で報われるほど

可愛い可愛い赤ちゃんでした。




数分後、助産師さんが



「赤ちゃんを拭いて検査してきますね」


「お母さんはゆっくり休んで下さい」


と言って赤ちゃんと私は離ればなれに。




私は病室へ戻り、疲労困憊の中でも

出産ハイになっており、

なかなか寝つけず。



そこから1時間、2時間ぐらい経った頃



先生からお話があります

と言われ診察室へ。



この時は産後のケアの話しかな?

と思っていました。




先生からの言葉は。



「赤ちゃんの体を

 一通り検査しました。

 お子様は心臓に疾患が

 あるようです。」




この瞬間、胸がギュッと締め付けられ

息苦しくなったのを覚えています。



そこから先生が絵に書いて

病気の説明をしてくれたり、


どういった症状になるのかを

教えてくれたりもしましたが、


正直全く頭に入ってこなかったです。




我が家も元夫の家系も心臓病を

患っていた人はおらず、


恥ずかしながら

なにひとつ知識がなかった私。



ただ漠然と心臓病?


娘は心臓病なの?


死んじゃうの?



と呆然とするしかありませんでした。