~俺を食べて~JS(潤翔) 編 1 | 5色に染まる日々是気付

5色に染まる日々是気付

嵐さん大好きARASHIANです。翔ちゃん右固定のお話書き始めました。
Twitter裏垢 @rihitoyuzusaki


「ただいま~」


機嫌よく帰宅する。まあ、帰宅する時に不機嫌なことはあまりないけど…って、あれ?いるはずなのに声がしない


「ただいま~。潤いる?お風呂か…わあっ」





リビングに入ってきて最初に目にしたもの。それは誕生日プレゼントにと貰いすっかり忘れていたクッキー…。


なんでこれがここに…って…



「翔さんおかえりなさい」


「わっ、びっくりした。ただい…」


あれ?何処にいた?もしや気配消してた?てか、俺のただいまの挨拶は般若?のような形相の潤の顔を見て途中で止まってしまった


ああ、


やはり、怒ってますよね…


松本さん



「翔さん、俺に言うことない?」


「えっ、あの…」


いや、だからさ…

潤が言いたいことはものすごくよく分かるよ?でもねそんな風に睨まれたら何も喋れなくなるでしょ


だから


「ごめん、潤」


とりあえず謝罪をする


だけど


「何に対して謝ってんの?」


こんな謝罪では到底許して貰えず冷たい言葉が放たれる。


でもね…


「…っ」


だからさ…


そんな風に言われたら何も言えない訳ですよ


でも、潤はそんな態度も許せないみたいで無言の圧力が



「えっとですね…クッキーもらってたのに…黙ってたこと…です」


圧力に耐えきれず言うけど、最後の方なんて言葉が小さくなってて聞き取れているかって位で


でもでも、こんなんじゃダメで…


と言うよりもここからが本題?


「なんで黙ってたの?」


声をワントーン下げて話す潤



「…潤がいい顔しないかな…って思ってて…」



「確かに、いい顔しないかもね。でもさ、こんな風に隠されている方が嫌でしょ」



「…っ…そうです…ね…本当にごめんなさい」



今回は本当に全部俺に非があるからだから潔く謝った


だけど…


「謝るだけ?」


「えっ?」


そんなんじゃ全く許してくれなくて…


「翔さんは謝ればいいって思ってるでしょ?」


「はっ、ちげーし」


「じゃあ、どう思ってる訳?謝る以外に何考えてたの?」


「んなこと急に言われてもよ。だいたい、潤がいちいちそうやって突っ掛ってくるから言いたくなくなるんだろ?」


「何、人に責任転嫁してるの?翔さんがいつも隠しごとするからでしょ?」


「だから、それはお前がいちいちうるさいから言いたくなくなるんだろ?」



「なっ、翔さんそんなこと思ってたの?」


「ああ、思ってたよ。小姑みたいでうるさいヤツって」


「そうだよね。翔さんて束縛が嫌いだからね。だからいつも面倒だなって思ってたんだね」


「別にそこまで言ってねーけど」


「どうせ、翔さんは俺の愛とかも重いとか思ってるんでしょ?」


「別にそこまでは思ってねーよ。潤の束縛なんて今に始まったことじゃねーから。だけど、中には黙ってたいことだってあるだろ?なのに、潤は1から10まで説明求めてくるからたまには言いたくなくなるんだよ」


「それがこれな訳?」


「いや、それはまた違うけど…でも兎に角俺は謝ったからな」


「なっ、そんな態度で謝ったって言えんの?」


「謝っただろう?」


「謝ってたけど、反省の色全然ないじゃん。口先だけで謝られても嬉しくないから」



「それは潤が勝手に思ってるだけだろ?俺は謝ったからな。もう知らね、勝手にしろ」


「分かったよ。勝手にするよ」


そう言ったかと思ったら


「うわっ…何すんだよ、下ろせよおろせ」


「勝手にしろって言ったのは翔さんでしょ?」


「それはそういう意味じゃなくって…」


潤はいきなり俺を担いで寝室へと進む


ドアを開けて寝室に入ると



ポフッ



「うわ~っ」


急にベッドに投げ出された。今まで一度だってこんな寝かせ方されたことないのに。それだけでなくベッドに乗ってきたかと思ったら俺の服に手を掛ける


「ちょつ、何すんだよ?」


「ナニに決まってんでしょ?」


「俺、するなんて言ってねーだろ?」


「だから、勝手にするってさっき言ったでしょ?」


「あれはそう言う意味じゃなくって…やめろ…脱がせるな~」


「だから、翔さんは気にしなくていいから。俺が勝手にするから」


「はい、そうですかって言うこと聞けるかよ」


「元々は翔さんが悪いんでしょ?なのに開き直って」


「それは…」


事の発端は俺にあるからそう言われてしまうと辛い


「だから、勝手にさせて貰うから。抵抗するならしてもいいけど縛るよ?」


それにとんでもないことを言い出してくる


「いやっ…それは…」


それこそ一度駄々こねて縛られた前科があるからそう言われると止まってしまう


「抵抗しなければ気持ちよくしてあげないこともないから」


「…」


完全に間違えた


あそこでキレなければ…


そう言われて潤の為すがままに服を脱がされた。



続く…







始まりました、俺食べ最後の一人


なんか自分の中で潤くんて実は一番翔くんが切れているのを見ている人なんじゃないかな~って言うのが逆切れの真意で


今回のパターンは翔くんが悪いですが、昔は潤くんが駄々こねて翔くんをキレさせるって言うのがよくあったんじゃないかなって


これからどうなるかは私もよく分かってません。

ただ、2話目は潤くん視点で今の部分の話しが進みます