できる介護士の「これが正しい夜勤明けの過ごし方」

できない介護士は、自分の身体を非常に酷使しています。
それは、夜勤明けのできない介護士の行動を見れば一目でわかります。
できない介護士は、夜勤明けに寝ずにそのまま友達と遊びに行きます。または、家に帰る前に、「ちょっと小腹がすいたなあ、、、」と言って、ファーストフードやラーメン屋に寄って、脂っこいものを摂取します。
しかし、これらの行動は、介護士としては失格と言えます。つまり、介護士として「自分の身体のメンテナンス」が全くできていないということです。
夜勤明けの身体は、自分が思っている以上に疲れています。そのため、適切に身体を休ませないと、疲労はどんどん蓄積されてしまいます。
そして、その身体の疲労の蓄積は、心の疲れへと繋がったり、病気や怪我をしてしまうことに繋がってしまう危険があるのです。
人間の身体は昼間起きて、夜寝るように自然とできているので、夜勤の生活パターンはその自然の流れに逆らっているともいえます。
なので、夜勤明けで気持ちは、「よし、このまま寝ないで遊べそうだ!」となっているかもしれませんが、
実際は、身体は、「ひえ~、もう疲れたよ~!早く休ませてくれ~!」と悲鳴を上げているのです。
なので、夜勤明けにまずしなければならないことは、眠ることです。
できる介護士は、寄り道をせずに帰宅して、ぐっすりと休みますが、眠る前にシャワーでなく湯に漬かって、心と身体をリラックスさせます。
それから、栄養補給のために、身体にやさしい野菜ジュースや牛乳、お水を飲みます。
そして、寝る前に、凝り固まった首、肩、腰を中心に、全身をストレッチしてマッサージして眠ります。
眠る前にストレッチとマッサージをすることで、起きた時の身体の疲れ具合が全然違ってきます。
また、できる介護士は、眠りに入る前に、リラックスできる音楽を聞いたり、リラックスできるアロマを焚いたりして、自分の心と身体がリラックスして眠れる環境を、自分自身で整えます。なぜなら、夜勤明けでは外は明るいので、「さあ、活動するぞ!」という気持ちに自然となってしまうので、「違うよ、今から眠る時間だよ~」と身体に意図的に教えてあげるのです。
夜勤明けは、まずはぐっすり眠って下さい。そして、眠りから覚めたら、あとは好きなことをする時間です。好きなジュースを飲んで好きな本を読み、映画を観たりします。
他には、今流行のスーパー銭湯に行って、サウナと水風呂に交互に入り、心と身体をリフレッシュさせることも、夜勤明けの身体を回復させるのにはとても効果的です(サウナはしっかり睡眠をとった後で入りましょう)。
最後に、介護士の夜勤後は、「スポーツ選手の運動後」と同じと考えてもいいでしょう。
プロスポーツ選手がしっかりとクールダウンして身体を休めて、次の運動に備えるように、プロの介護士もしっかりと自分の身体をメンテナンスすべきなのです。
このメンテナンスをしっかりとするかしないかで、プロスポーツ選手でいう「選手生命」である、「介護士生命」は大きく変わってくるといえます。
長く健康的に介護士をしたいのなら、できる介護士の夜勤明けの過ごし方を見習い、身体を大切にしましょう。

『夜勤明けはまずはゆっくりと休もう』