できる介護士の他職種との連携の肝

介護施設では、他職種との連携は不可欠です。
特養なら介護士、看護士、ケアマネ、相談員、栄養士が連携します。
老健なら介護士、看護士、ケアマネ、相談員、作業療法士・理学療法士・言語聴覚士、栄養士が連携します。
ご利用者様の食事形態の検討や、使用するスプーンの検討、日中の臥床時間の検討や、ご利用者様の問題行動への対応の検討等、他職種の連携なくしてご利用者様の充実した毎日の実現はないといっても過言ではありません。
しかし、できない介護士は、他職種と上手く連携を取ることができません。
できない介護士は、誰に、何を、どの程度相談したらよいのかわからないのです。
また、できない職員ほど、多職種との連携を面倒だと思っています。
そして、面倒だと思っているので、当然行動も遅くなってしまいます。
一方、できる介護士は違います。
連携が必要とわかれば、すぐに他職種に相談し、すぐに対応します。
まず、行動するスピードが格段に速いのです。
できない介護士は、「連絡をしなければいけない」と必要性を感じて、どうしよう~どうしよう~とモジモジします。
一方、できる介護士は、「連絡をしなければならない」の最後の「い」と同時にもう行動しているのです。
悩んでいる時間はゼロです。
この行動力は結果で大きく違いを生むことはお分かりでしょう。
同じ内容のことでも、即座にするか、後回しにするかで結果が大きく異なることを、できる介護士は知っています。
「必要な行動は即座に起こす!」ということを忘れないようにしましょう。


『即行動しよう!』