虹の橋と白い鳩(11)
画家のはらみちをさん
私は妻が入院してからは毎日病院に見舞いました。
ただ顔を見るだけで安心して癌のことなど忘れてしまうほどでした。
私は妻が入院してからは毎日病院に見舞いました。
ただ顔を見るだけで安心して癌のことなど忘れてしまうほどでした。
これからの不安もありませんでした。
それは手術という魔法にかかっていたのかもしれません。
病室には妻の姉妹が作ってくれた千羽鶴と
駒野友一(その頃はサンフレッチェ)サッカー選手の色紙が
元気をつけてくれていました。
そんなある日のことです。
画家で詩人のはらみちをさんのお宅で妻の話をしました。
それは手術という魔法にかかっていたのかもしれません。
病室には妻の姉妹が作ってくれた千羽鶴と
駒野友一(その頃はサンフレッチェ)サッカー選手の色紙が
元気をつけてくれていました。
そんなある日のことです。
画家で詩人のはらみちをさんのお宅で妻の話をしました。
乳がんで入院していることを話すと患者会のあることを紹介してもらいました。
それは一通のはらみちをさんに宛てたお礼のお手紙からでした。
差出人は乳がん患者会『きらら』代表の中川圭さんでした。
それは一通のはらみちをさんに宛てたお礼のお手紙からでした。
差出人は乳がん患者会『きらら』代表の中川圭さんでした。