『 可部の「よがんす祭り」、今年も盛大に』

 可部中央商店街(奥田敬三理事長)主催の第20回「よがんす祭り」が、可部のスーパー「サンリブ可部店」駐車場であった。

晴天に恵まれ、約1500人がステージやゲーム、屋台などを楽しんだ。


 特設ステージでは、和太鼓や大正琴、フラダンスなどが次々登場し、お祭りを盛り上げた。うちわ抽選会では、プロ野球広島対阪神戦の入場券や自転車、米、ビールなど素敵な景品が当たるたびに感激の大拍手が響いた。

 広場の周辺は「よがんす屋台カフェ祭り」会場に。

焼きそばやうどん、アユの塩焼きなど食欲を誘うにおいに行列ができ、お祭りムードも絶好調。輪投げや射的、さいころなどのゲームも家族連れに大人気だった。

 プログラムも盆踊りが終わると、最後は地元綾西神楽団による「滝夜叉姫」の上演。

姫が鬼に変わる早業に観衆は引き付けられ、声援と拍手はお祭りの感激を夜空に包んだ。

同神楽団の油目高団長は「3回目の出演になります。地元の皆さんに支えられ感謝しています。

地域活性化にお役に立ち、大きな大会にも出場できるよう頑張りたい」と意気込みのあいさつで締めくくった。(原畑忠則)