『 あおぞら子ども神楽、8月の共演大会に向け特訓中』

 川内地区のNPO法人「あおぞら子供神楽」は毎週金曜日の夜、神楽の練習に励んでいる保護者が中心になって実行委員会をつくり、初めて企画した第1回「あおぞら子供神楽共演大会」が3週間後に迫り、熱がこもる。

 同神楽団は2006年に結成し、幼児から中学生までの28人が所属する。大会で演じるのは「悪狐伝(あっこでん)」。

悪いキツネが美女に化けて帝(みかど)の寵愛(ちょうあい)を受けるが、正体がばれて成敗されるストーリー。  

 練習の場所は、地区にある胡子神社や代表の池原康則さん(63)が経営する工務店2階。

子どもたちは池原さんの指導を受けながら、堂々としたセリフ回しや迫力のある舞いを習得している。

「姫」役を演じる川内小5年の肉戸友里さん(10)は「本番では思い切り舞いたい」と目を輝かせていた。 

 共演大会は8月8日午前10時から、安佐南区民文化センターである。

同神楽団をはじめ広島市や安芸高田市、島根県の子ども神楽計5団体が出演する。

      (原畑忠則)