カンフアレンス?
明日午後4時に、おじゃましますから、
家にいてね。
デイケアのケアマネは、独り住まいのNに言った。
あっそう。4時?。
不安になった女性ケアマネは、念を推した。
4時よ。
なあに?
だから
カンファレンス、よ。会議。
いや。なんで?
だから会議なのよ。
あっそう。
待ってりゃ、いいんだ。
あのう、あんたがくるの。
担当者会議だから私を含めて数人いくわよ。
なんでえ?
困ったなあ。
オレの部屋に入りきるかなあ。
お茶すら入れれないしー。
ケアマネは叫んだ。
お茶なんかいいの!
わかったあ。明日午後4時、家にいてね。
約束よ。
で、
なにしにくるの?
だから、カンファレンス!
担当者会議とは 以下 介護情報サービスかながわより引用
介護保険制度において、厚生省令第38号 第13条の(9)(平成11年3月31日)で介護支援専門員(ケアマネジャー)が開催しなければならないと定められた会議のこと。
原則としてケアプラン作成・変更時、要介護認定更新時、要介護認定区分変更時、継続して福祉用具を利用する場合には開催が義務づけられている。
基本的に利用者、家族、すべてのサービス提供事業者が参加し、利用者・家族の意向の確認や事業者から専門的意見を求め、ケアプランの修正や最終決定をする場となっています。
関係者が集合し、顔合わせをすることで共通理解を図り、利用者や家族の不安や疑問を解消したり、その後の連携がスムーズになるなどのメリットがある。
ケアマネジャーや参加した関係者には、個人情報に関する厳しい守秘義務が課せられている。
6帖ヒトマに他人の大人が数人集い確認しあうケア会議。
必要性は分かる。
とはいえ、訪問を受ける側としては 気が重いものです。