今日も何もないのでいきなり俳句です

(気まぐれな蛍(ほたる)闇夜を引き返す)

(まくなぎ(目前虫)を払はんとして杖の手を)

(老いたるを嘆く鶯故郷の山)

(退屈か水中花吐く泡ひとつ)

(青蚊帳(あおがや)や三兄弟の平らかに):岡崎秋胡子