総合選抜とは

書類選考、面接、小論文、共通テストなどから総合的に判断される入試です。独自のテストを課すところもあります。共通テストは必要ないところも多いです。
秋ごろに出願し、何度か選考があり、最終的には2次試験の前に結果がわかります。

推薦入試とは

指定校制と公募制があります。公募制が総合選抜と似ていて、書類審査、面接、小論文、共通テストなどが課されます。難しい国立大学は公募制が多いです。総合選抜より若干学校の成績が重要になります。

総合選抜•推薦入試を受けるメリット

志望校を2回受験できる(浪人すれば4回受けれる)。
あるいは、自分には手が届きそうにない大学にチャレンジできる。
そもそも、自分の将来を考える貴重な経験であり、楽しい。

総合選抜•推薦入試を受けるデメリット

書類、小論文、面接対策に時間が取られる。
また課外活動などでも時間が取られる。(少ない時間で成果を出す方法もいずれ書きます。)
その結果2次試験の点数が下がるかもしれない。

総合選抜•推薦入試を受けることで合格の可能性は高められても、確実に合格できると確信することはありません。よって2次試験の勉強もしっかりとする必要があります。

私の経験

私が出願時に考えたことも書こうと思います。私は総合選抜•推薦入試と前期ともに第一志望の大学に出願しました。私立は受けてません。後期入試は1ランク下げましたがかなり人気の大学に出願しました。後期入試の受験科目の相性がよく、共通テストでまあまあ取れたので(82%)、攻めの選択でしたが自信はありました。
自分のイメージは合格可能性
総合選抜•推薦入試90%、前期30%、後期60%
でした。
振り返ってみると、総合選抜•推薦入試に自信があるからこそ2次試験も勝負をすることができました(受けてませんが😅)。
受験を通して3回受けれるということが安心材料となり、後期も攻めた選択ができました(受けてませんが😅)。
この経験からも総合選抜•推薦入試は出願する価値大アリだと思います!

総合選抜・推薦入試逆算スケジュール(⚠️国公立大学を基本に考えています)

共通テストが必要な場合で逆算して考えます。

まず、一番最後にあるのは共通テストです。もちろん基準点を超えないといけません。
しかし、大学が公表している受験の配点を見ると共通テストの割合が大きい場合もあります。小論文や面接などは対策しても当日次第な部分が少なからず存在するので、できるだけ高い点を取る必要があります。
私は本番で無難に基準点+70点をとっておきました。
以上のことから、夏休み後くらいには基準点に達しているとかなり安心です。
逆算して、1、2年のうちに共通テストで使う範囲は一通り勉強が終わっていると良いでしょう。学校の進度が間に合わないなら少しだけ先取りをしたいところです。

共通テストの前には、面接や小論文の試験があります。
これらの対策は基本的に、志望理由などの書類を提出したのちで良いと思います。
志望理由書を作成するときに様々調べたことが面接の役に立ちます。学校の先生などに頼んで面接練習をしつつも、友達や家族に調べた内容や将来設計、解決したい課題などを説明する練習をすると良いです。
苦手意識があるなら4から6回くらいすると良いと思います。しかしあまりやり過ぎてもしょうがない気はします。
小論文対策は過去問を数年分行い、学校の先生などに添削をしてもらうと合計で15時間くらい必要だと思います。

さらに遡って、志望理由書や出願書類の提出は期日の1,2ヶ月前に始めると様です。

つまり、夏休みが終わったらすぐに取りかかる位がちょうど良いです。
夏休み中には自分の将来設計を考えつつ志望理由書を書いたり、様々なことを調べる期間にすると良いです。

もし検定試験や、何かの活動実績が必要ならさらに前もって計画を立てる必要があります。

 

志望校調査

総合選抜・推薦入試の各大学の難易度は基本的には2次試験の難しい順です。わかりやすく言えば基本、偏差値順になります。試験自体情報が少ないので詳しくは自分で調べたり、学校や塾の先生に相談したりしてください。

大学の難易度のイメージ

保健学科全体を通して、偏差値の高い私立の大学が少ないです。
ボリュームゾーンとしては理学療法の学部に絞ると、国立大学の、長崎大学、広島大学、信州大学、秋田大学などがあります。
よって保健学科を目指す人は国立を目指す人も多いと思います。国立大学の総合選抜や推薦入試は私立に比べてハードルが高いように思えますが、きちんと対策をすれば大丈夫です。

理学療法に絞らず保健学科のある難関大学では
東京大学
京都大学、大阪大学、東京科学大
名古屋大学、神戸大学、北海道大学、東北大学、九州大学
などがあります。
看護はいろいろな大学でありますし、以外と放射線技術や検査技術の大学もあります。

国立大学でも意外と穴場的なところがあり、例えば「英語の力を重視していて自分の長所が活かせる」など自分に合った大学があると思います。
募集人数ではなく倍率を参照すると難易度が分かりやすいですが、総合選抜・推薦入試は募集人数が少なく、選考の基準も不透明な部分があります。ヒントとして、日本の中心から離れれば離れるほど穴場になりやすいです。みんな東京、京都、大阪とかにいきたいからです。
私立は詳しくないのですみません。国立大学以上に教科が絞られたり、大学数が多いので、穴場があると思います。
まずはエリアを絞らず、偏差値や大学名に縛られず、大学をリストアップしましょう。その後、具体的に募集要項やホームページをみて志望校を決めましょう。根気強く調べると運命の出会いがあったりします。

↓大学はこれから調べると良いです。一度条件を入れて検索したのち、「さらに詳しい情報を表示」のところを入れると総合選抜や推薦入試のある大学を絞ることもできます。

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志望校決め

最後に、志望している総合選抜•推薦入試、一般入試前期の組み合わせ別で話をしたいと思います。まず前提知識として、大まかに受験は総合選抜•推薦入試→2次試験前期→(2次試験中期)→2次試験後期があります。
志望校を決める時、自分の実力と難易度を照らし合わせて決めていきます。しかし、頭の中ではシンプルなテーマとして「チャレンジするか、安全に行くか」ということがあると思います。これは大学の難易度に関わらず全員が直面する問題です。以下、3つの志望の仕方を解説します。

①総合選抜•推薦入試、一般入試ともにチャレンジ型
私がこれでした。個人的には1番応援したくなるタイプです。目標が高く努力するしかない、そんなある意味シンプルな戦いです。しかし現実に合格の可能性は低めになってしまうので、気が緩まないなら直前に志望校を落とすというのは全然アリだと思います。
一つ注意しないといけないのが「浪人してもいいから」という考えに至ることです。数%あるかもしれない合格可能性を信じて努力できる人が逆転合格します。

②総合選抜•推薦入試チャレンジ、一般入試安全型 
バランスが良く、良い選択だと思います。
ただし、注意点もあり、両方チャレンジしている人よりも熱量をアピールしにくいこと、一般入試の気が緩む可能性、総合選抜•推薦入試に落ちてしまった時にしっかりと切り替えることができない、などです。
個人的にはみんなが目指すべき受験のスタイルな気がします。自分の学力向上に合わせて一般入試をチャレンジする方に調整するなど柔軟に計画を練りましょう。

③総合選抜•推薦入試、一般入試ともに安全型
受験まで1年以上あるならぜひチャレンジすることを考えたほうが良いと思います。志望校は上げれば上げるほど後々下げることが可能になります。ずっと無難な選択をしているとかえって最後に苦しくなることもあります。
もちろん、浪人をしたくない、できないや楽に合格したいなど事情は様々だと思うので、自分にベストな選択だと思うなら堅実に、しっかりと合格を勝ち取りましょう。

中期入試

ここで、2次の中期試験を受けるというのはかなりレアケースで、主に工学部と薬学部の人が関わってきます(文系はよくわかりません🙏)。
調べると、保健/健康の学部で中期があるのは
旭川市立大学
長野県看護大学
長野県立大学
公立小松大学
新見公立大学
周南公立大学
くらいのようです。ただ、現役で国公立にどうしても入りたいとか、たくさん受験の経験を積みたいという場合には中期試験は役に立つかもしれません。
これらの志望校の決め方に加えて後期を攻めるか、安全に行くのかという選択肢や、私立大学の受験など様々な戦略を練ることができます。

メッセージ

志望校を調査して決め、総合選抜•推薦入試、前期試験、後期試験、(中期試験)、私立大学などでどこを受けるのかを決めましょう。
そんなに急ぐ必要はありませんが、早めに目標や戦略は設定したほうがいいです。目標は勉強しながら少しずつ修正するものだと思います。最初は大きな目標を持ちましょう!
私は2年間くらい第一志望の大学を目指してきました。熱い思いを受け止めてくれるのが総合選抜•推薦入試なのでぜひチャレンジしましょう!
今後も役に立つ情報を書いていこうと思います。
よろしくお願いします。

総合選抜・推薦入試で合格するために必要なことは主に2つあります。
1.学力の証明
2.熱意の証明
これに加えて医療系の学部では、
3.コミュニケーション能力の証明
4.人格の証明
などが必要とされ評価されます。これらについて考察していきます。

 

1.学力の証明

共通テストや独自の試験、学校の成績を用いて評価されます。
なぜ学力の証明が必要なのかはわかりやすいと思います。その大学の授業について行ける学力があるかどうかは入試で確認する必要があります。
それに加えて「真面目で勤勉かどうか」というフィルターでもあると考えます。高校の勉強はやればやるほどテストの点数は伸びます。向き不向きなどあるかと思いますが、努力でカバーできます。ただし、独自の試験を採用している場合、「資質を試すような難題」が出されることもあります。保健系の学部ではまれでしょうが、注意は必要です。
ちなみに、日本の大学入試は基本ペーパーテストのみで判断される、ということを批判する声もありますが、一般入試でも総合的な力は評価されます。なぜなら本気で勉強をすると「計画性」、「忍耐力」、「体調管理」、「学習環境などの管理」、「勤勉さ」、「努力」、「周りの人に応援される態度」など必要な力はきりがないためです。
以上のことから学力の証明が必要とされ、私たち受験生に課されます。

(追記)
実際に大学に入ってから、先生たちから「君はなんの人だっけ、、?」みたいなことをたくさん聞かれました。大学の先生はガッツリ入試に関わっていない人もいるでしょうし、内心、共通テストの点数が高い人を取れば良い的な打算的な気持ちもあるかもしれません。
学力と熱意のどちらもきちっとアピールすることが合格のために大切です。

2.熱意の証明

(1)ストーリー作り
書類選考で「志望理由」として評価されることが多く、また関連する質問が小論文や面接で聞かれることがあります。
まずは「自分の将来設計が明確であること」が大切です。重要になってくるのは、「過去、現在、未来をうまくストーリーとしてつなげること」です。

過去にこういう経験をした、こういう学びを得た→現在こう考えている→未来ではこうしたい、こうなりたい→(ここで現在に戻ってきて)だからこそ、この大学に入学したい

というのがストーリーの基本の流れです。このストーリーが自然であればあるほど良いです。このストーリー作りこそが志望理由を考えるということです。
そして過去の経験について、できるだけ自分の進みたい分野に直結していることが大切です。突然ですが皆さんが面接官だとしたら以下の2人のどちらを合格させますか?

A, 私はオーストラリアで2週間留学し、言語の壁に苦しみながらもコミュニケーション能力を鍛え、国際的に活躍したいと考えるようになりました。また、理学療法士のサポートのもとでのリハビリを経験し、ケガが治り、運動もできるようになったことで理学療法に感動しました。理学療法士に憧れ、留学の経験もあって国際的に活躍できる理学療法士になりたいと考えました。貴学は国際的な活躍で有名です。以上の理由から貴学を志望しました。

B, 私は理学療法士のサポートのもとでリハビリを経験しました。その際に最新の機器などを説明してもらったので、後日、最先端の理学療法について調べ、あるプログラムで発表しました。そこでいただいたある教授からのアドバイスは私の知らないことばかりで驚きました。貴学は最先端機器を用いた理学療法や国際的な活躍で有名です。私はここで学び、国際的に活躍できる理学療法士になりたいと考えました。以上の理由から貴学を志望しました。

Aの方は英語とリハビリを過去の経験としており、Bの方はリハビリと参加したプログラムを過去の経験としています。Aが「英語→国際的に」としているのは安直で皆が言いそうですし、英語と理学療法をとってつけたような感じです。
Bは過去の経験がともに理学療法に直結しています。最新機器を用いる≒国際的な活躍、というのは言えそうです(もう少し言葉を足すべきですが)。また、最後に「貴学で最先端機器の応用を学び、加えて国際的な活躍のため英語学習に力を入れたいです」などと将来設計を述べると良いでしょう。

(2)知識量
「知識は熱意の証明になる」と強く考えます。自分の将来設計が明確、ストーリーができているだけではダメで、知識量が大切です。
皆さんは好きなアイドル、ゲーム、スポーツなどのことについて何を聞かれても答えられると思います。あなたの志望する学部でその状態になる必要があります。

例えばですが、研究者になりたい人の場合は「もうすでに研究に取り組んでいる」状態にあることが大切です。ここでいう研究とは自分の興味のあることをとことん調べて、自ら問いを立てることの繰り返しのことで、実際に実験をするレベルまでいっていなくても大丈夫です。
研究者でなくとも、その分野のリーダー的存在になりたいなら、気になることはすぐに調べる体質であることが大切だと思います。

知識がある=能動的に問いの答えを探しに行っている=熱意があるということです。
小論文で専門的な単語や事項が出てきたり、面接で細かなことを聞かれた時にスムーズに答えられることが大切です。ふとした瞬間に専門的な言葉を正しく使えたり、理解できたりするとかなり印象が良いです。
また、面接で目を見て話す、姿勢をよくするなどとアドバイスされますがそれは最低限の当たり前で、ちゃんとしていればそんなところで差はつきません。中身のある対策を積むのみです。

3.コミュニケーション能力の証明

小論文、面接などで評価されます。

4.人格の証明

小論文、面接などで評価されます。

これらの対策

1.学力
共通テストの対策と学校の成績の取り方のコツは今後記事を書こうと思います。
また、自分で過去問を調べて傾向をつかんだり、ほかの人の解説を聞く、オープンキャンパスで情報を集めるなどしましょう。

2.熱意
今回ですでに詳しく書きましたが、ストーリーの作り方(=志望理由作成)は今後記事を書きます。
知識量については「参考資料」として様々な情報を載せます。私は総合選抜・推薦入試を受験する際に様々な情報を調べました。今読んでくれている人が1から調べるのではなく、私のまとめた記事をベースとして調べると効率的です。

3.コミュニケーション能力
4.人格

小論文対策、面接対策の時にこの点についても意識して解説したいと思います。

 

今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!!