私も半世紀生きてきて

なんとなく思ってたこと、感じてきたことがあります。


ただ、その一瞬、ふと、感じても次第に忘れてしまいます。

その一つに、この『雨の日の匂い』がありました。


子供のころからよく思っていたなぁと思い返していたのですが、今でも雨の降り始めにはこの匂いを感じています。


他には、


☀︎夏の夜の匂い

☀︎春の匂い

☀︎夏の匂い

☀︎朝の匂い

☀︎秋の匂い

☀︎寒い冬の匂い


なんていうか、こんな感じです。


この色々な『匂い』のことを、とてもいい匂いだと私は思っていて、しばらくクンクンとしたくなります。

が、それも数回吸い込むともう次のことを考えてしまうので、通り過ぎてしまいます。


季節の匂い、天候の匂い、主にはそんなところですね。

きっとどれにも『土の中に居るバクテリア』が関係しているなら、至極納得です。

そしてそれにもきっと『土地柄』というのか、

その土地にある匂い、なるものがあるんだろうなと思うとなんだか嬉しくなります。


私は天理市在住ですが、天理市の中で初めて行った『竹之内町』という環濠集落のある地域。

数日降り続いてる雨の影響で、柿の木もたんぽぽも畑も近くの山々もしっとり水を含みそれはそれはとても美しい里山の風景を堪能させていただきました。


今日は、雨の匂いの他土の匂いなんかが混ざり合った里山の匂いを感じて

優しい気持ちにさせてくれました。


匂いは、とても敏感で生きるために備わった機能です。

匂いで思い出すこと、感情が上がったり、下がったりとかなり記憶に影響しますよね。

少し立ち止まって、『春の匂い』を感じてみてはいかがでしょうか。