こんにちは!

kazu blogを投稿します。


本日は、デイサービスに通われている利用者には必ず通所の目的がある、について書いていこうと思います。


題名をみて、そんなの当たり前‼︎と思われる方々も多いと思いますが、多くの事業所で見落としがちになっている事が多くあります。


ぜひ、このblogを読んで、日々の目標設定に活かしてもらえればいいなと思います。


1.デイサービスの存在について 

利用者の通所目的を考える前に、大前提として、デイサービスには本来、通わない方が利用者にとって幸せであると私は考えています。


デイサービスに通う方々は、少なからず誰かのお世話を受けたり、日々負い目や後ろめたさを感じて過ごされています。


そんな日々を送らない方が良いに決まってます。


いつまでも自分らしく、自分がやりたいことはやる!その方が絶対に幸せです。


ですから、デイサービスに通われている方々は、通わなければならない理由や目的があるということを理解することが重要です。


そのような視点があると、利用者の目標設定の質が変わってくると思います。


2.利用者の通所目的を明確にする 

利用者の通所目的は多岐に渡ります。


その中で考えなければいけない事は、なぜデイサービスを利用することになったのか?


いわゆる、通所までの背景です。


通所までの背景を把握せずに目標設定をしてしまうと、本人の意向に沿わないサービスの提供を実施してしまう可能性があります。


多くの事業所では、現在の状態をアセスメントし、多職種で目標設定に落とし込んでいきます。


確かに、現在の生活機能をアセスメントし、その後サービス提供へ活かすことも重要ですが、そもそもデイサービスを利用しなくてはならなくなった背景を知らずに、本質的な目標設定は出来ないと思います。


生活機能の課題は、多種多様な相合関係にあります。


一概に、麻痺があるから心身機能を高めるためのリハビリが重要であるとは限りません。


むしろ、改善するか不明確なことに長時間かけるよりも、環境改善を図ることで暮らしの質が高まる可能性は高かったりします。


ですから、利用者の目標設定には通所までの背景をアセスメントすることが重要になる訳です。


そのような考え方や取り組みができると、いつの日か、機能訓練指導員目線の目標設定から、利用者目線の目標設定に変わっていると思います。


本日もご一読ありがとうございました。