第2章 片麻痺アプローチの新境地 | どんなに有名で地位と名誉と権威のある治療家や医師に絶対治らないと言われた後遺症でも根本再生させる妥協なき機能回復のブログ

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では、考察を続けますが  あ^^ここまでのブログは あくまでも 考察ですので^^ご了承くださいね^^


片麻痺はなぜ あのような歩き方なのか ですが・・・・・


そもそも 歩行を歩行たらしめている 要素とは なんなのか ということが 究極的に理解が深まっていないとどうにもならないので まずは そこからですね


現在のリハビリの理論としては(実際に行われている現状ですが) 一般的には


物理的な 筋力 骨 構造があれば 歩ける と 思っているPTが かなりいるでしょう だから 歩行に必要な筋力、姿勢、骨、アライメント 要は構造を 整えて 「はい。歩いてください」なんて感じですかね


あとは 転倒しないように 監視してるだけ これが PTなんて思っている方がほとんどじゃないですか?


まぁちょっと かじった PTで それに 感覚を 考えて アプローチするくらいですかね


まぁ 感覚と言っても ちり紙なんかで 触ってるかどうか 分かりますか?なんていう検査程度でしょう


(他にも色々頑張ってるPTの方いるとは思いますが あとは 第1章でも言いましたが、PNFや姿勢反射を利用した神経筋再教育訓練が関の山でしょう)


これは 第1章でも言いましたが 1970年代くらいの訓練です


なので、当然 片麻痺は 治すことは できません しっかり 残存します


では、何が 足りないのか 説明します


まず、答えから 言うと 感覚なのですが 要は その「質」です


地面が どのような感じがするのか? そこの理解が 患者さんが出来ているか ということです


構造が必要なのは もちろんなのですが 構造が整ってても では、地面が どのような 固さで どのような傾斜で 摩擦は?滑るのか?滑らないのか?その予測です


脳科学的にも 僕達人間の 動作 言語、全ての言動は 実は0、3秒~0,5秒くらい前に 脳は活動しているというリベットらの知見からも、僕らは、全ての 動きは 出来上がっているものが 発現しているだけなんです


ですので、その感覚の予測の一致、理解がないと 奇妙な動き 言語にしかならないのです


例えて説明しましょう


僕の 臨床の患者さんを例に挙げて説明しましょうか


症例Aさんは どうしても 足を尖らせて しかも 小指側前方の一点 5百円玉程度の 面積で 今にも足をくじこうとしないばかりの ガタガタ震えながらで 足を地面につけ 歩きます 


なぜ こんなに 奇妙な歩き方をするのか 聞いてみました


すると「そこしか つけるところが ないから」 と答えました


調べると 足底の 他のところは 感覚の質の差異が全く分別できなかったのです


原始的な感覚はあります(ここが普通のPTは分かっていないところなんですが)

ちょっと補足・・・・・僕ら人間の感覚は 感覚神経を切断しても原始感覚といって、何か分からないが触ってるかどうかは分かるという、原始的な感覚は感じるんです これはヘッドさんという科学者が確認してます ただ 知覚 認知と言った高度な感覚はないんです


つまり


この患者さんは 足底の 小指側前面以外は  出血によって 損傷を受け 使える状態ではなかったんです


だから あのような 奇妙な歩き方になっているんです


というより


それが 最善の策だったんです


そこを整えもせず 「歩いてください」と 言われるから なんとか 倒れないように 必死で 痛みをこらえ


歩いているんです


なので


僕らが もし 足が 小指しか 使えない状況だったら あのような 奇妙な歩き方になります


そうですよね?


だって 小指側前面しか使えない状況なんですから


あれ?


ということは


脳出血だから 脳梗塞だから じゃなくても あの歩き方になるんですね~


純粋に 典型的な 片麻痺歩行をされている方は ただただ そこしか使える身体がない それだけなんですよ


そこを リハビリによって 整えてあげれば 普通に歩けるんです


もう一つ


小脳梗塞によって 16歳の頃から25年間 フラフラする歩行 酩酊歩行と言いますが それによって 車椅子生活をしいられていた 患者さんがいますが


その方は なぜ フラフラするのか 診て見ると なんと!!! 足底の内側半分しか 使ってないじゃないですか!!!


なので、なぜ 内側しか 使わないのですか? と 問うと 「あ!そういえばそうですね!」 と言われ

(脳の損傷のある方は 以前どうやって歩いていたか や 、 正常な動作とは 、というところのフィードバック、学習、気付きのような面に障害がありやすい。経験的にですが。というのは、やはり 脳が出血や梗塞により損傷を受けてますので、動作の考察や 反省、感覚の認知の障害、ここらへんは複雑ですが、要は 正常に物事を捉えきれなくなる) 


外側に体重を乗せて 見ますが なおさら ガタガタ揺れて「できません。怖いです。」「なんていうか、無理なんです」「どうやって体重を支えたら良いかわかりません」と 言うんです


なので 感覚の質の 検査を すると 外側は 全く 分かっていませんでした。


ということは 小脳梗塞のこの患者さんは


足の内側半分で 姿勢を 保っていたということです!!!


それは つまり 綱の上を渡って 歩いているような ものです そりゃ 酩酊にもなりますよ


僕らでも 綱渡りしているときは 酩酊 フラフラするでしょう?


脳の細胞は1100億個・・・・・・


教科書だけの知識じゃ全く対応できませんよ


こういうことがあるんです



・・・・・・・・


ちょっと長くなりましたね^^ 夜も遅くなりましたので とりあえずは ここで^^


今日は 物理的な 身体だけを 見ても 人間は 全く解明できない というところだけ 分かっていただけたかと思います^^


これを 見た 片麻痺で 苦しんでいる方 今日から まず 色々なものを 目を閉じて触ってみてください


手で 足の裏で・・・・・・・・・・


すると 自分が 思っている 想像している 感覚とは 全く違う 奇妙な感じがするはすです^^


まずは そこの予測の違いに 気付いてください それだけでも 大きな 進歩だと思います^^


では コメントお待ちしています