カフカの変身と

カミュの異邦人を読んだ。

 

たまたま続けて読んだが

主人公が周囲から疎まれ

明らかに多数派ではない点が共通していると感じた。

 

にも関わらず、

変身はある一定、共感できる一方、

異邦人は共感することができなかった。

 

なぜかを考察する。

 

①主人公の境遇

・変身はある日起きると虫になっている、不可抗力だ

・異邦人はすべて本人の意思で引き起こしている

 

②主人公の思考と行動

・変身は不遇な環境に晒され、家族から疎まれながらも

家族に迷惑をかけまいとしたり、感謝を精一杯伝えようと行動している

それが家族に伝わらず冷たく接されるところに心がきゅっとなった

なんだか、私も経験がある気がする・・・

驚かせまいと毛布をかぶってそっと親や妹の顔色をうかがうシーンに感情移入した

・異邦人は殺人の被告として裁判にかけられるのだが

このほかに主人公が行った非道徳ともとらえられる行動を取り上げて

いかにひどい人かと公衆の面前でなじられる。

だけど、、、だけど、、、

非道徳と周囲から思われることは、自分の意思でしている。

この人は本質が腹黒くてもそれを隠せるだけの知能が本来あると思うが

問われても本心を隠すことがないから、

周囲から軽蔑の目で見らえれるのだと思う。

これだけありのままの自分を出せない人間は世の中にたくさんいる。

 

以上より、

変身はつらい環境にさらされながらも周囲に気を配り行動し続ける主人公、

異邦人は自ら周囲に非道徳と捉えられることを実行しそれを周囲のことを考えて隠そうともしない主人公

と私は感じた。

 

あくまで主観だキョロキョロ

偶然この2作を読んだ方がいたら感想を聞いてみたくある。