DJ RIGOのofficial blog -327ページ目

波よせて

僕がこの曲に出会うまでの話。


ノストラダムスの大予言なんてワケのわからない事を本気で信じ、大学の4回生になっても
就職活動もせず、
「どうせ世界は無くなるんやから、やりたい事をやって死にたい」
ってマジ顔で言ってた。

周りの友達は恐らく
「あいつはアホや・・ほんまどうしょうもないヤツやなぁ」
って思ってただろう。

当時はそんな狂言が通用しない世の中だったからね。

「やりたい事」= 「今やってる仕事全部」

なんやけど、今振り返れば

世界は無くなってないし、やりたい事がやれてる訳で、
どうにかこうにか、あんな若造でも生きてこれたわけだ。

全部が全部うまく事が運んだ事はないけど、楽観的な僕は
強力な仲間や、我が社の兄弟分にいつも助けられて成長できたんやなぁって。

とにかく10年前の1997年は25歳の若造だったのだ。

当時はDJ'sバーみたいなお店を経営してて、レコードを毎月大量に買ってた。
レコードは90年くらいから買い続けてたし、S.C.O.F.のレコードも94年くらいから買い続けてた。
確か最初はbrownswoodコンピのカレンダージャケのやつだ。
その頃は自分をDJとは思ってなかったし、コレクターとも思ってなかった。
要は初心者DJの音楽好き程度って事。

そんな時に出会ってしまった。
僕にとっての運命の2枚組アルバム 「PLATFORM 5 / Small circle of friends」

scof

「こんな曲をMIXするようなDJになりたいっ!!」

その時初めてDJとしてのアイデンティティを確立させようと思った。

「みんなにもこのアルバムの素晴らしさを教えたい!!」

ってね。w   ある意味宗教に近いニュアンス。w

3枚買ったこのアルバムはこの10年間かけまくって、すり減って、
今は1枚もマトモにかけれる盤は残ってない。

今やネットで楽曲を簡単にダウンロード出来る時代だから、
それほど楽曲の価値ってのが薄くなり、曖昧になってるけど、

彼らが当時創り上げたビートや歌詞は、全く風化しないで
すり減ったレコード盤と一緒に僕の心に残ってる。


更にすごいのが、彼らは今もなお現在進行で「名曲」を産み続けてるって事だ。

そしてそして・・更にすごいのが、

彼らと共にDJとして活動している・・いや・・出来ている僕がいるのだ。


人生ってスゴイ。


この曲の歌詞を読み返すたびに、リリックの完成度の高さに驚く。

自分の記憶にあった出来事だったかのような情景が
僕を酔わせてくれる。


<波よせて / Small Circle Of Friends >

waver waver waver la la はじけてく
waver waver waver la la はじけてく

それは晴れた日の夜の事 フラリ立ち寄る人ごみの中を
ダンスホール 放たれる光線 背中に受け横に立つ少年
キラリ光る白い歯見せつつ 話しかける言葉は少なく
冷めながらも熱く語る姿 なにかしら心ひかれる僕は
手招くままに店をあとに 彼の運転するクルマ飛び乗り
行き先人気のない海へ たどり着き少年やおらキメゼリフ
「海の向こうに何がある?」 口にすると同時 服のまま飛び込む
月の光りのじゅうたんの上を 彼はなめらかに滑っていくよ

波よせて 波よせて 君は行く 君は行く
誘われて 誘われて 君は行く 君は行くんだね

waver waver waver la la はじけてく
waver waver waver la la はじけてく

波打ち際を境にこっち そっち会話をする僕ら二人ぼっち
空を見上げ浮かぶ彼の口に 未来のあこがれが水しぶき
バラ色な風景そこに見える  大いなる素晴らしき日々叶える大陸が
きっとこの先へ ずっとこの先へ
海の向こう側へと行けばあると信じてる少年の指さす方向僕には見えず
暗闇の恐怖だけが映る 何も言えず立ちすくみうなずく
そんな僕を許すように微笑み 一つの目的果たさんがゆえに
旅立ちのとき むかえて一言「それじゃあ、そろそろ行ってくるよ」

波よせて 波よせて 君は行く 君は行く
誘われて 誘われて 君は行く 君は行くんだね

やがて彼の姿 アワとなり海と一つになる
地平線の向こうへ泳いで旅をしてるのさ また会う事もないだろう
そんな予感を持ちながら 僕は来た道を帰る いつものあのぬくもりへと

waver waver waver la la   はじけてく
waver waver waver la la   はじけてく