あなたは東日本大震災、と聞いて過去の災害と思いますか?

それとも未だ終わっていない災害と思いますか?

 

僕は陸前高田に住む友人たちの手伝いに仕事で行けない時以外は

鎮魂のための連凧(あちらでは連旗といいます)を飛ばしに行きます。

年々参加されるご家族も減ってきていますが、今回も都合、

4家族くらい参加しました。

それぞれ100枚の連凧、メッセージ付きの連凧合わせて

482枚の凧が空に舞いました。

 

100枚も連なっていると結構な引きで大人でもしっかり持っていないと持っていかれます。

そんな活動をずっとやってきて、その地に行っている僕には

 

「復興」している?

 

「復興」ってなに?

 

という疑問がふつふつと湧いてきます。

確かに街並みは整った。

施設もある。

生活もなんとかできている。

 

でも、それで復興した、と言えるのでしょうか?

 

当然、以前の暮らしと同じではない。

新たな世界での暮らしとしての復興。

 

新たな世界を構築されたことで復興が完成されるのでは

ないでしょうか?

 

だからまだ「復興」は道半ば。

 

これからが新しい世界を構築していく。

 

どんな未来をつくられるか楽しみ!