遠藤直哉氏の新聞記事に興味を持ち始めて、調べるようになっていったのですが今回は国際間での問題に対する我が国の状況について言及している記事があったので紹介していこうと思います。今回の記事内容は、ニュースでも話題になった「憲法9条」についてです。
以下遠藤直哉氏の記事より引用文となります。

『憲法9条は一般には平和憲法(戦力放棄)と言われ、私たち戦後世代には、当たり前の常識となってきました。しかし、最近、これを押しつけ憲法と呼び、連合軍が武力によって日本に無理に飲ませたもので、今や改正すべきだとの意見がでてきました。これに対して、日本国民が自主的に作ったものだという強い反論も出ています。大きな対立に見えます。しかし、双方の意見はいずれも正しく、連合軍の押しつけ的提案を、国民は喜んで受け入れたということです。
(中略)
但し、日本の平和憲法は、スイスの永世中立国憲法(徴兵制)よりさらに進んだもので、世界で最も高い理想をうたっているものです。そこで、世界のすべてがこれを採用すれば平和文明の全面勝利です。しかし、現実には、テロや戦争が未だに起こっています。この厳しい現実に妥協して、超例外的に法律で「臨時に、緊急時に、やむを得ない事由のあるとき、そして最も効果的限定的方法でのみ」武力行使をできると定めることも可能でしょう。平和憲法を維持したままでもよいのです。しかし、目的はあくまで平和であり、「権利のための闘争」と同じように、「平和のための闘争」でなくてはなりません。


つまり、遠藤直哉氏は、第9条賛成派、反対派の相反する主張を一つにした法を持つべきだと提唱しているのです。戦争が起こる前に良い国々と結束して、一部の悪い国に様々な予告をする力こそが超限定的な武力であり、結果的には平和を維持していく法を作るべきだと述べているのですね。人を傷つける武力は本当に避けておきたいものですが、戦争を避けるべき力はたくわえるときなのかもしれません。