今日、本を読んでいて
唐突に気がついた

マシュマロmarshmallowを
ずっとマショマロ、と
発音していたことに、だった


そういうことって何となくあったりする
ロシア文学の登場人物の名前を
間違って覚えていたり
フランスの有名なブランド名を
英語で言っていたり


些細な間違えはたくさんあって
その中で生きているわけです

人間と二十日鼠、が作中に出てきて
久々にまた読んでみたいな、と
懐かしく思った

愚かで弱い人間が好きだ
ディケンズが好きなのも
その理由の一つだ
自分もまた愚かしく弱い人間だ

彼等を理解し、
或いは理解していると思っていて、
だからこそ愛おしく感じるのだと思う

完璧なものを、
自分の理想を、追い求めるのも
素敵なことだと思う

だけど多様性を持つこと、
欲望を認めること、も
時にはよいことをもたらすことだって
あることを覚えておきたい

自由に生きるってこと

今日、読んだ小説には
こう書いてあった

骨格の内側には誰だって
白いマショマロを持っていること

それを忘れないように書いておこう