服を脱いで、裸で踊っても
いいんじゃないかな

飾るものがなくなっても
心許なくっても無様でも
夜には何も見えなくなるから
何を理解してるのか
何をわからないのか
みえなくても、もう
いいんじゃないかな


早く眠る日はやっぱり
早く起きてしまって
君が毎日、そんなに遅くまで
仕事していたのを知らなくて
何だか我が儘ばっかり
言ってたと思ったから
手紙を書いてみた

いつもありがとう、って
お仕事お疲れ様です、って
それだけなんだけど
口ではなかなかうまく
伝えられないから 
文章にして渡してみた

そんな日に君は眼鏡なんか
かけてきて、はじめてみる姿に
胸をうたれてしまった

雨はいつまで降り続けるのだろう
その中で私は裸で
踊り続けているんだ