僕が記憶の中で初めて弟、義人に会ったのは母親と共にだった。前後は記憶がないのだけれど部屋に入っていくと知らない男の子がいた。

母から一緒に遊びなさいと促されて絵本を渡された。僕は発想がちょっと変わっていてその本を受け取るとそれほど硬くない本を1ページ、1ページとバラバラにして感覚を開けて置いてみた。そしてその置いてみた絵本の上にぴょんぴょんと飛び跳ねて遊んでみた。落ちない様に。

そして君もやってみなよ?って後ろを振り向くと僕の母に泣くようにして抱きついている弟がいた。え、なんで僕の母を取るの?僕は悪い事をしたの?これがその時の感情。そしてまた飛び石のようなゲームをして遊んでみた。

これが最初の弟との出会い。

その後はいつのまにか仲良くなるんだけど、たまに発想が変わっている事で弟を泣かす事もあった。

まぁそれは後日に書くとして僕が思いついた遊びで母を取られた様な寂しい気持ちになったのはインナーチャイルドとして残っているのかもしれない。

この時、母はシングルマザーでこの初めての出会いにはシングルマザーなりの苦労があった。

うちの親の恋愛話は別に書かなければなるまい。