汚い手を使われると、憎しみが湧いてくる。憎しみ、なんて、そう簡単にわいてくるものじゃない。呑気に、平凡に、正義を信じて、生きている人間だ。ただ、正しいが、絶対だ、と思っていた。
けれど、現実とは? と聞かれたとき、残念ながら、それは、汚い手が通用どころか? 根底に流れている世界だ、と言うより他はない。現実を見ろ、とか言うが、単に、現実とは、それだけでしかない。だから、理想に生きる自分としては、より、憎しみを抱く。許せない、の炎が、メラメラ、燃え上がる。
現実を偉そうに語っているが、それだけ、でしかないじゃないか? 汚い手が、平気で、乱用される世界。それを許すどころか、奨励する神様。
僕は、神をバカ、だと思う。価値観が、そもそも合わない。こんなに、糞のような塊だとは、生まれて、知るまで、思ってもみなかった。
よく平気で、正義を語れたものだ。みっともない、しか言えない。
反論する。何か、ケチをつけようと彼はする。余計、うんこ色にしか見えない。これが、バカにされるためにある、神という名か? と思う。クズのような、意識体だ。
正義を失い、卑怯を受け入れた時点で、彼の敗北は決まった。もはや、誰も、誰からも、愛されない。
中には、おべっかを使ってくる奴はいるだろう。けれど、どこかの漫画にあるように、そいつもクズなだけだ。集まってくるのは、力に媚を売る、権力の亡者だけだ。
なくなれば、直ぐ、蜘蛛の子を散らすように、みんな、当然のように離れていく。
情けない限りだ。力でしか、人を従えられないなんて。どこが、万能なのだ? 全知不能だ。腐れの、集合、でしかない。
人望などない。あれだけ、彼が、憧れた人望が、陰りもない。下手くその、末路、だ。誰も、可哀そうとも思わない。哀れ、とただ、言われるだけだ。
僕は、汚い手を使わないよう、極力尽力する。そんな人間にならないよう、これからも努めていく。決して、潔白ではない。確かに、薄汚れた部分もある。けれど、あの糞神よりましだ。正義のために生きていく。
糞汚い手を使うことが現実なのに、夢の中も、何もないだろう? それを、ただ、ほざいている、と言うんだ。自分の姿を見てみろ。その糞汚い、自分のやりくちを思案して見ろ。ただ、愚かで、哀れな、お前と言う、貧相な、弱小な、ミジンコヤローが、姿を現すだけだ。
僕は、汚い手を使う、彼を、阿保の怪物、と言う。それしか、彼から学んだものはない。