前回のブログでお示しした 山本の 「政務活動費の使途が不自然では?」とのご意見を頂きました。
内容は

平成27年度 政務活動費使用内訳(山本分)

会派視察 2回
南九州、北関東分(78,780+97,220=176,000円)
研修 1回
地方議員研究会 研修(旅費39,320+研修費30,000=69,320円)
調査用コピー費
220円
会派室用プリンターインク代
18,566円
事務所用プリンターインク代
5,151円


支払 研修費        245,320円
    資料作成費      20,937円
    合計          266,257円


 の件です。
 何故、不自然なのかを聞くと 「書籍代や一般的な事務用品代、視察以外の交通費などがない。本当に仕事をしているのか?視察という旅行に税金を使っているのでは?」 という厳しいご指摘でした。

 お答えします。まず、視察は「物見遊山の旅行」ではありません。先進施策を行っている自治体に会派として研修に伺っています。 これらは必ず議員個々の活動にいかされています。

 次に、書籍代や一般的な事務用品代、視察以外の交通費などがない。と言う事ですが、理由は大きく2点。

1点は、山本が計上していないと言う事です。 書籍代などは多い月で数万円、年間十数万円~以上使っていますが、個議員としての勉強用の書籍なので計上していません。

 もう一点は、廿日市市議会の使途基準で認められていないから・・ です。

うちの議会では、例えば名刺・・NG。
陳情や意見交換のための旅費・・NG。
市内の活動時の車代、ガソリン代・・NG。
電話やFAXなどの通信費・・NG。  などなどです。
 当然 自動車購入や個議員の事務所代・事務員さんの人件費、市政レポート印刷費なども・・NG。(事務所代などは会派としてはOKですが、複数議員が共用するのは物理的に難しいですよね)

 これらは、あくまでも 廿日市市議会 の基準ですが、多くの一般市議会も 似たり寄ったりだと思います。

 不都合なところは変えて行くように活動は続けていますが、国会議員さんの 【文書通信交通滞在費】  (100万円/月)とは全く性質が異なる事をご理解頂きたいと思います。

 ほとんどのまともに活動している地方議員は、副業収入を活動費に充てたり、貯蓄を切り崩したり、借金を増やしたりしながら活動しているのでは無いかと思います。