先日お伝えした、事実上の最初で最後の代表質問が終わり、その記録動画が市議会のHPにアップされました。
※現在はパソコンからしか再生できませんが、4月以降にHPがリニューアルされ、YouTube にて視聴できるようになるとのことです。もうしばらくお待ち下さい。

4問の質問の内、本日は 「一般廃棄物処理施設の整備方針と家庭ごみ処理の有料化実施方針について」 の議論の一部をご紹介します。

 市は市長がゴミ処理の有料化について諮問した「廿日市市廃棄物減量等推進審議会」の答申 「ゴミ袋 1枚に付き40~50円程度の有料化、早期の導入を」 を受け入れました。 有料化導入の目的は
・ゴミの減量化、資源化の推進
・排出者負担の公平性を高める(受益者負担)
です。
 
 これに対して我々は
問① 「オリンピック特需で建設費が高騰しているゴミ処理施設建設時期をずらして建設費用(約160億円)を抑制すべき」 

問②「ゴミの減量化が目的なら、ゴミ減量の目標を設定し、一定の期間 市民が努力した結果で判断すべき」
と訴えました。すると市は
答①「現状施設が老朽化でもたないので時期の延期はできない」

答②「ゴミ減量化の目標・数値設定を定めることは難しい(しない)」
とのにべもない答弁。 簡単におさらいしますが・・

 ・市は、H26年11月~H27年3月の間の我々への説明では可燃ゴミ処理施設の建設費用が 1日処理量140トンで98億円 だったのに、たった6ヶ月後の9月には何故か 1日処理量150トンで135億円 へと高騰すると説明
 ・その後、289億円以上もの建設・管理運営費(H50年まで)を議会が承認※我々は予算修正議案を発議するも否決される 
 ・建設費抑制の議論がすすまないまま、ゴミ処理有料化の答申
 ・有料化の前にゴミ減量、資源化の目標設定と努力を!と訴えるも、それは難しいとの市の答弁

と言う流れです。

 山本はこの一連の市の対応を 「不誠実」 と感じますが、市民の皆様はどの様に感じられますか?