レンタルビデオで、「インターステラ―」 (Interstellar)を借りて見たのですが・・・久しぶりに 良い映画に出会えた気がします。
内容は・・こちらで ↓
http://wwws.warnerbros.co.jp/interstellar/
http://wwws.warnerbros.co.jp/interstellar/
簡単にいうと、「地球規模の環境変化により人類の滅亡が近づいた中、子どもを残し 他の銀河に移住可能な星を探査に向かうパイロットのSFヒューマンドラマ。」 というのが一般的な感じでしょうか。
コマーシャル動画より
なかなか感動的で、見応えのある映画でした。満足。
・・・なのですが、山本は、
「『移民する側の正義』を画いた映画」 だな とも感じました。
ストーリー中にでて来る惑星は3つ程あるのですが、いずれにも高い知能を有した先住生物は登場していませんでした。 つまり、そこには先住生物との交渉や戦闘行為は想定されていないのです。
さて、ここから妄想してみましょう。
A、先住生物が微生物やウイルスなどをのぞき、例えばある程度知能を持っていながら、地球人ほどのレベルでもない場合はどうでしょう。
A、先住生物が微生物やウイルスなどをのぞき、例えばある程度知能を持っていながら、地球人ほどのレベルでもない場合はどうでしょう。
思うに、
①話し合い、移住させてもらう。
②皆殺しにする
③植民地化して、労働力として働かせる。
B、次に、先住生物が地球人より高い科学・技術を有していた場合。
①話し合い、移住させてもらう。
②皆殺しにされる。
③捕らえられ、労働力として働かされる。
どちらの場合も、①は難しいように思います。
古くはアメリカ大陸に移住したヨーロッパ人はネイティブアメリカンを迫害しましたし、戦後 建国されたイスラエルは未だにその問題を解決できていません。およそ、感情を有する生物の場合は、悲しいかな ① のような選択はできない性であり、これができるのは「神様のような人」だと思います。
そう見ると、②・③の選択肢が現実的で、短絡的なカテゴライズのように思われますが、1800年代後半以降の欧米列強やソ連のアジア圏進出を見ると、あながち人間の所行としては的外れでも無いように思います。
しかし、ここに大日本帝国的な政策を地球人、又は、先住生物がとったとしたらどうでしょう。
A、の場合
④先住生物を地球人と同じ扱いにし、地球流の教育や文化を施す。
B、の場合
④地球人にこの星の教育や文化を施し、この星の一員として生活させる。
明治維新以降、大日本帝国がアジア諸国に行ったのはこういうことでは無いでしょうか?
「どれだけ過去の日本を正当化するのか!?」 とお怒りの方もあろうかとは思いますが、あくまでも 【妄想】 なので、あまり 目くじらをお立てにならないように・・・(笑)