山本は、最近の安保法制をめぐる報道や、全く現実から飛躍している「徴兵制」 を 煽る」 左派政党の手口、また、先日の仙台市議会選挙に見る結果 (5選挙区中 3区で共産党候補がトップ当選、1区で民主党候補がトップ当選、その他 左派政党候補全員当選) に大きな危機感を抱いています。

 なぜか?

 それは、先にも述べた 「煽る」 というやり方が、太平洋戦争突入前の共産・社会主義勢力の手法のそのままだと感じているからなのです。

 明治維新の後、日本は明らかにアジアを植民地化するために侵攻してくるロシアや欧米列強と戦う自衛(もしくはアジアの盟主たり、アジアを開放するための)戦争を繰り広げて来ました。 
 それが、怪しくなってきたのが支那事変あたりからで、なぜか社会・共産主義国家とではなく、主にアメリカとの全面戦争へと世論が傾いていきました。
 
 その影には、ソ連 コミンテルンのめざす世界共産主義革命を実現するためにゾルゲ諜報機関のスパイ・諜報員として活動した勢力がありました。

 代表的なのが、近衛文麿政権のブレーンとして 当時 大きな発言力を持っていた 朝日新聞社記者 尾崎秀実 です。

 尾崎のようなソ連や中共の工作員が陸軍などの首脳に入り込み、日中戦争で日本を泥沼に引きずり込み、三国同盟をすすめ、後に日米の対立を激化させ全面戦争を実現させたことは、歴史家の研究によって近年明らかになりつつあります。
 付け加えるならば、これらの工作の成果として、太平洋戦争ではソ連も中国も日本とは直接対決をする事はなく、かつ、戦後は戦勝国として、国連常任理事国として最大限の利益を得ることに成功しています。

 話しが脱線してしまいましたが、この時、これらの工作員が軍部中枢や新聞社を使って世論を「日米開戦やむなし」の方向に向かわせた手法がこの 「煽り」 なのです。
 ※当時は、「バスに乗り遅れるな!」 とのスローガンをあげ 「煽り」、日独伊三国同盟が進んだ結果、対米世論も盛り上がったのです。

 いま、当時と同じように中共の手先のような国会議員が力を持ちつつ有ります。
 国会では安全保障法制が審議されていますが、この審議とは全く関係のない 「徴兵制度」 を持ち出し、国会内外・世論を 「煽り」 、国民を不安にさせているのです。

 今回の仙台市議選挙の結果はその一端だと感じていますし、
 この様な不安な気持ちが日本中に蔓延すると、選挙で選ばれる国会議員や保守政党の判断を狂わせる事にもなりえます。

 山本は、これらの状況が戦前に酷似していると感じていますし、これらが進むと日本の政治は不安定になっていき、望ましいことではありません。

 全国の良識ある皆さんに申し上げます。
 左派団体やマスコミの 「煽り」 の手段にのることは、日本国・日本人の国益に反し、共産・社会主義国を利するだけなのです。
 ぜひ、冷静に今 おこっていることを見極めて頂きたい。

戦前も今も、日本国ではなく、ソ連・中共を利するために活動しているのが共産党を初めとする民主・社民などに属する左派活動家なのですから。