「誠」(まこと)=honesty の反対は dishonesty=「不誠実」。
 「誠」は武士道における大切な 徳 の一つであり、「一度 口にしたことは必ず守る。 ウソやごまかしは臆病であり御法度」 である事を表します。

「韓国と対立し「明治産業遺産」審議5日に延期
読売新聞 7月4日(土)20時31分配信
〈略〉 当初は4日の予定だったが、韓国の委員会での発言内容をめぐって日韓両国の意見が一致せず、議長国ドイツの判断で先送りされた。


そして


韓国の百済歴史地区、世界遺産登録…日本も支持
読売新聞 7月4日(土)20時40分配信
国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は4日、韓国政府が推薦した「百済歴史地区」の世界文化遺産への登録を、日本を含む21委員国の全会一致で決定した。
〈略〉
「百済歴史地区」は当初、日本が推薦した「明治日本の産業革命遺産」の後に審議される予定だったが、「明治日本」の審議日程が先延ばしにされたため、先に登録が決まった。

 先日の日韓外相会談で、お互いが世界文化遺産の登録を協力し合う事が確認されていたはず。(そもそも、韓国の一方的なクレームを日本が大幅に譲歩したと思いますが)

 上記のニュースを見て分かる事は、韓国は裏切り、日本は裏切られても約束を守った。

  同じく朝鮮半島のもう一国、北朝鮮は、拉致被害者における調査に対する不誠実な対応を続けています。

 しかし、日本はルールを守り交渉を続ける。

 これが、武士道における 「誠」 の残り香なのかも知れません。

 しかし、

拉致問題を優先、対話路線に 北朝鮮への制裁を一部解除
デジタル朝日 2014年7月4日05時35分
安倍晋三首相は3日、日本政府が北朝鮮に独自に科してきた制裁の一部を解除すると発表した。日本政府はこれまで拉致・核・ミサイルの「包括的な解決」を掲げてきたが、安倍政権は事実上、拉致問題優先にかじを切り、圧力から対話に軸足を移した。ただ、北朝鮮の核・ミサイルに懸念を強める米韓との足並みが乱れる恐れもある。

 
 悲しすぎます。
 朝鮮半島の連中に騙されつづけ、それでも 「誠」 は貫く。

 私が思うに、武士道は相手方にもその精神が無ければ成り立たず、先天的に卑怯な連中には無意味です。
 こんな連中には、ハンムラビ法典や旧約新約両聖書に出て来る言葉、
「目には目を、歯には歯を・・・」であたるべし。

 違いますか?