米大リーグ、ロッキーズのジェイミー・モイヤー投手(49)が17日、パドレス戦に先発して今季初勝利を挙げ、大リーグ最年長勝利記録を80年ぶりに更新した。米メディアによると、1932年に白星を挙げたジャック・クイン投手の記録を約80日上回ったモイヤーは「特別な夜になった」と感慨に浸った。
左腕からの直球は130キロに満たないが、緩急をつけた絶妙のコーナーワークで7回を6安打2失点(自責点0)。老練な投球で大リーグ通算268勝目を手にし、本拠地ファンの喝采を浴びた。
2010年に左ひじを手術。現役続行のピンチに立たされたが、今季ロッキーズとマイナー契約を結んでオープン戦で結果を出し、2年ぶりに大リーグのマウンドに戻ってきた姿はまさに「不死鳥」。マリナーズでともにプレーしたイチロー外野手は「単純にすごい」と敬意を表した。
日本球界でも、15日に中日の山本昌が46歳8カ月で最年長先発勝利を挙げたばかりだが、モイヤーはそれを3歳も上回る。「まだ夢の中を生きている。情熱がまだある」と話す大ベテランは、この先どこまで記録を伸ばすだろうか。