主人公長峰重樹のひとり娘、絵摩が花火大会の帰り道、未成年の少年グループに連れ去られ
蹂躙(じゅうりん)された挙句、投与された薬物によって死亡。
処理に困った少年グループは、荒川に死体を遺棄。
一本の密告電話でその事実を知った長峰は、少年グループのひとりの家に行き、娘の陵辱されている
ビデオを見る。
怒りに震えていたとき、偶然にも少年が帰宅。
怒りに振るえる長峰は少年を刃物で殺害。
その後、娘の復讐の為、逃げたもうひとりの少年を追うことを決意。
復讐を果たした後、自首することを決めた、、、、、、
と、さわりはこんな感じで始まる話。
本屋に行って何気に目に入ったんで買ってみたんだけど。
読んでいる途中、娘に対してドリフの「志村、うしろうしろ!!!」と言いたくなる感じでね。
あーなんでこの道を歩いちゃったんだーとか、もうちょっと早くに帰っていればなーとか。
そんなことを思いながら読んでました。
変な偶然でこうもなってしまうのはなぁ、、、、、
あと、描写がエログロ過ぎてね。
バスの中で具合悪くなったもん。やめてーやめてー。
そんなんだから、長峰も気が狂うわな。
女をなめんなよ、犯人!!!
つか女は玩具じゃねえよ!!!って。
少年殺しの犯人が、殺された娘の父親と知った警察は何とかしてでも少年の身柄を確保し、
父親の復讐を止めると同時に少年殺しの容疑者として逮捕することに躍起になる。
んですが、、、、、
長峰の娘のほかに何人もの女の子がその少年グループに蹂躙されてたわけで。
その被害者たちは泣き寝入りするしかなく。
「何かしたら世の中に公表する」とかそんな脅しもあったりで、被害届もだせない状態。
その被害者のひとりの女の子が自殺。
自殺の原因が分からない父親が、「自殺」と断定した警察に自殺の原因が長峰の娘の事件に
どことなく似ているということで事情を話しにいく。
そこで殺された犯人の自宅から押収したビデオテープの中に、その自殺をした女の子に似ている子が居る
からと確認してもらったところ、映っていたのは自殺した女の子だった。
これもまた怒りに震える父親。
長峰の気持ちを理解しつつ、独自で犯人を追うことに。
と、これまた復讐に燃える父親が現れるわけで。
こっちは長峰に比べて単純な父親。
計算も出来ない猪突猛進型。
でも、とあるきっかけで、犯人グループのひとりに接触成功。
その男に揺さぶりをかけて犯人を追い詰めていくことに、、、、
他にも色々と登場人物が出てくるんだけど、そこは割愛。
結末も割愛。
とか言いながらも。
長峰の唯一の救いは丹沢和佳子なんだろうな。
彼女も悪いと分かっていながら加担してしまっているけれど。
長峰に対して、同情なのか愛情なのか分からないけれど。
どこか愛情もあったんだろうね。
長峰本人も多少は分かっていたんだろうね。でも、自分では否定してたけどね。
世の中の方は【貴方がこんな立場に立たされたとき、貴方は長峰のように自らの手で犯人を殺めることは
出来ますか?】と問われたら何て答えるんでしょうか。
やっぱり「やります」と答えるのかね??
まして犯人が未成年でもやりますって答えるのでしょうか?
未成年って法律に守られてるからね。
成人も法に守られてはいるけれど、でも刑法で罰せられるでしょ?
復讐しても結局は自分が刑に処せられるんでしょ???
未成年の場合は「未成年だから」という理由で更生を信じて刑も軽い。
それってどおなの???って思う。
殺めたことには間違いはないんだからさ。
処罰は成人、未成年関係なく同じにしないと、残された人間はやってられないと思うんだけど。
自分の意見は間違ってると思うけどね。そう思います。
もし自分がそんな立場になったらどうします?と聞かれたら??
・・・・・・・そのとき考えます。
って、完全逃げてるね。
やってしまうかなぁ、、、、、法に委ねるのかなぁ、、、、、んー、、、、、、
最後の最後に「あーやっぱり東野圭吾だ!!」と思った。
「秘密」の最後も「なんだとー!!!!」って叫んだんですが、今回もやっぱり「何だとー!!!」と叫んだ。
「白夜行」も叫んだっけな。
ほかにも読んだけど、やっぱり「何だとー!!」で終わってる。