緊急事態宣言解除、よかった!

けれども、巣篭もりできる仕事ではないから、宣言中も仕事はしっかりとやる。
農業に自粛はできない、が本当のところ。

とはいえ、4月の後半からコロナ禍の影響もあったため、高齢のおばの出勤はご遠慮いただくことにした。
今年はやむなし、ということで念のため休業補償の分も上乗せして給与報告する。

さて、いちごの終わりがけは実るのも色つくのも桁違いに速くなる。午前中に薄い桃色でも、午後には鮮やかな赤色に大変身…のようなことも当たり前。

最後の駆け込みで『朝4時起き、ストレッチ、5時から収穫』スケジュールを断行。
2、3週間の間は収穫したいちごの出荷準備中に低血圧でふらついていた。これを10年以上続けている弟は偉い! 兄は始めたばかりだから、とりあえず見習いながらアレコレを片付ける。

そして、今日の産直で半年間のいちごの出品作業は終了した。長かった。半年間の休みなし生活もひと段落する。ふう、と細く吐いた息が膝のあたりで漂う。

これから来期のいちごの準備がある。いちごの作業は年がら年中。育苗、定植、管理、収穫、出荷、片付け、振り返りと…これをそれぞれのいちご農家が毎年やっている。
さすがだな、と感じ入りながら、洗濯物を畳んでいる。家事が日課になって久しい。