前回は、まったく運行ダイヤで選択決定してしまい申しわけありません _m(._.)m_ 。

あと、気になるのは料金ですよね。


費用としては、フェリー料金に加えて、出発地からフェリーターミナルまでの費用(ガソリン代+高速代金)、到着したフェリーターミナルから目的地までの費用のトータルで考える必要があります。

さらに、航空機利用の場合との比較では、フェーリー旅は時間がかかるため、途中で要する食事代なども費用として考慮する必要があります。


フェリー料金を比較される際には、かりるなら.com が各フェリー会社のリンク先が乗っていて便利ですビックリマーク。費用も運行ダイヤも季節によって変更されるだけでなく、昨今は原油価格(たいていは、紙パルプ業界向けの重油価格に連動する)により3ヶ月ごとに変更される仕組みをとっているところが多いようです。細かくチェックしましょう。

今回は関係ありませんが、気ままな貧乏旅行(車なし)の人は、鉄の人が書いたHP北海道~本州を安く移動する方法 を参考にされてはいかがでしょうか(ちょっと内容は古いですが、"プチ冒険家”かつ”乗り鉄”の雰囲気が出ています)。


我が家が今回選択した経路と、王道(大洗⇔苫小牧)とを机上の計算で求めました。

日程条件は7/25or26往路出港、8/5復路出港です。

部屋は1等の個室(定員4人)で通常ベットが4つあり、さらに4畳程度の畳が着いている場合があります。


注:同じ夏休み期間なのに、7月20日ごろと8月5日ごろ、お盆の期間ではみな料金が違う場合があります叫び

(結構、個室の種類、繁忙期設定や夏期料金設定が各社まちまちなので、比較はそれぞれの旅行計画で綿密にチェックすると良いでしょう。)


また、高速料金はECT割引があり、近距離(100km以下)の朝夕の通勤割引、深夜(0時-4時)割引などをうまく利用することが省マネーのこつです(その分おいしいものを現地で頂きましょうラーメン)。調べるツールはどらプラ で、首都高速は経路・所要時間案内 で詳細を確認してください。

ちなみに、現在の首都高速のETC利用率はほぼ80%でその理由は「早くてお得」、未装着の人は是非この機会にETCの装着をお勧めいたします。


(注)*****フェリーの個室料金の算定は、定員未満だと不足分を子供料金分が必要となりますので、定員4名の個室を大人2人+子供1人で利用しても、大人2人+子供2人の料金がかかります****


1) さんふらあで北海道プラン晴れ


・東京箱崎(首都高速環状線)→大洗IC

距離 114.6km 予想所要時間 1時間34分 (東京発:日中を想定)


首都高速 700円 (ETCは、曜日・時間帯によって 3-20%の割引あり)

常磐自動車道ほか 通常料金 2,800円  深夜割引 1,650円  通勤割引 1,850円

・大洗→苫小牧

往路と復路で期間設定が違うので併記します

                           B期間(往路)         C期間(復路)

乗用車(5m未満)                 32,000円             37,000円

エコノミー料金1名分を含む          (8,500円)            (11,000円)

1等(和洋室)   大人             18,000円             21,000円

           小学生             9,000円             10,500円

インターネット割引                  5%                除外

往復割引                  復路10%OFF:14日以内       除外

JAF割引   A期間のみ              除外              除外



・苫小牧東IC→札幌北(均一料金区間)

距離 54.8km 予想所用時間 36分 通常料金 1,550円  深夜割引 950円  通勤割引 800円



2) シルバーフェリーで北海道プランうお座

・東京箱崎(首都高速環状線)→八戸IC

距離 660.6km 予想所要時間 7時間34分 (東京発日中を想定)


首都高速 700円 (ETCは、曜日・時間帯によって 3-20%の割引あり)

東北自動車道ほか 通常料金 12,600円  深夜割引 7,550円  


・八戸→苫小牧

                           片道      

乗用車(5m未満)                 24,890円             

2等料金1名分を含む              (4,740円)            

1等(和洋室)   大人              9,480円            

           小学生             4,750円            

インターネット割引                  10%              

往復割引                  復路10%OFF:14日以内 

JAF割引                        10%

(上記割引は重複しない=最大10%OFF)      


・苫小牧東IC→札幌北(均一料金区間)

距離 54.8km 予想所用時間 36分 通常料金 1,550円  深夜割引 950円  通勤割引 800円


3) 米どころまでドライブ→小樽上陸プラン船


・東京箱崎(首都高速環状線)→新潟亀田IC

距離 335.0km 予想所要時間 4時間07分 (東京発日中を想定)


首都高速 700円 (ETCは、曜日・時間帯によって 3-20%の割引あり)

外環・関越自動車道ほか 通常料金 7,550円  深夜割引 4,550円  


・新潟→小樽

                           片道(B期間)    注:8/8-8/18はもっとも高いC期間料金 

乗用車(5m未満)                 22,000円             

2等料金1名分を含む              (6,500円)            

1等(和洋室)   大人             14,000円            

           小学生             7,000円            

インターネット割引                 なし              

往復割引                  復路10%OFF:14日以内 

回遊割引                  復路10%OFF:14日以内  

                         新潟→小樽(往路)、東苫小牧→新潟(復路)のような使い方OK

JAF割引                       なし


・小樽IC→札幌北(均一料金区間)

距離 30.7km 予想所用時間 24分 通常料金 1,200円  深夜割引 750円  通勤割引 600円


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とりあえず、大人2名+子供2名、1等個室、インターネット割引使用、高速道路料金(出航時刻を考慮して、大洗は通常料金、新潟・八戸は深夜割引で、またフェリーの到着時刻を計算してさんふらわあ、新日本海フェリーは通常料金で、シルバーフェリーは通勤割引で、首都高は一律680円で)を計算して、片道の金額を出してみました。

総額=フェリー代金 + 高速道路料金(東京→札幌均一区間まで)


1) さんふらあで北海道プラン晴れ

(期間B)  78,655 = 73,625 + 5,030

(期間C)  94,030 = 89,000 + 5,030

2) シルバーフェリーで北海道プランうお座

        52,779 = 43,749 + 9,030

3) 米どころまでドライブ→小樽上陸プラン船

       63,930 = 57,500 + 6,430


いずれも、期日や料金変更で変化するのであくまでも2008年夏休み前期の目安です。

あとはガソリン代ということになります。


車は燃費が10km/lとすると計算しやすいので、次式で求めます。

 

距離km/10×(ガソリン1リットルあたりの単価)  


もちろん日ごろの自分の車の燃費がわかっている人は上の式の10の代わりに、実際の数字を入れればよいのですが、割り算って暗算面倒だし......。


1リットル=170円として、概算すると、

1)  2,900円
2)  12,000円 

3)  6,500円


なに?少しアバウトすぎ?

私は科学者なので、机上の空論のときは有効数字がそろえばよいと考えます。

運転の方法や渋滞、アップダウンなどでどうせデータどおりには走ることはありえないので、銀行や商学部の人とはちょっと違うかな?


あとは、運転に耐えられるか、船の中で十分休息が取れるかにかかっています。


こんどは、フェリーの等級の選び方や船内での過ごし方について書いてみたいと思います。