映画・スーパーヒーロー戦記(感想・ネタバレあり) | Wの日常

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菅田将暉メイン。最近は将暉くんの絵を中心にイラスト教室で描いた絵を載せてます。感想とかイベントレポもすこし。

 

面白かった!

 

予告や次々と公表になるキャスト聞いてどないなるねん、と思ったけど、うまいことまとめ、、、?ましたw

 

 

セイバーは「物語」をキーに話が進むので、仮面ライダーとスーパー戦隊の「物語」の作者というと、石ノ森章太郎先生を担ぎ上げてこうなったのかなあと

 

話はセイバーの人たちが、ゼンカイジャー世界に、ゼンカイジャーの人たちがセイバー世界に行ったのかと思ったら、それだけでは済まなくて、西遊記の世界と、八犬伝の世界へ

 

八犬伝の世界がやっぱいいなあ

そもそも見に行こうかどうしようかと思ってた時に、ドギーが出るから見に行こうっと思ったのでした

ドギー、登場からしてかっこいいい

柳(?)を口にくわえて、木枯紋次郎かい、思いました

すぐさま変身、言い回しが時代劇舞台に合うこと合うこと

ただ、私はドギーの時の衣装がダイスキなので着流し風の着物であったのが残念無念

せめてもうちょっとカッコいい着物にして欲しかった

ショウ·ロンポーがカミシモ着てたので余計そう思ったのかも

時雨さんの、千人力、いや万力、で表情変わるとこ、ほんと万力と共にの時雨さんでした

或人は全力でギャグ(内容はともかく)するし!あるとーじゃないとも全力でしたね

 

西遊記の世界では、オーナーがオムライスの旗が倒れた時のジェスチャーがこれこれこれーと懐かしく思いました

 

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ここでパンフレット読んじゃう

 

一通り感想書いてから、と思ったんですが、ちょっと書ききれずにパンフレット読んでしまいました

 

やっぱりー!ライダーと戦隊の世界を描くにあたって、石ノ森章太郎を登場させるのは自然に決まった

うんうんそう思う

まあ、ちょっと難しさは感じました

 

 

アスモデウスが所詮ライダーは二次創作

ってあんたw

それはそうだけれどもw

原作:石ノ森章太郎とあるかぎり、仮面ライダーはオリジナルにはならないんですよね

でもこれだけ豊かな二次創作あるでしょうか

ネタ切れって言われてたけどwそんなことはないなあ

まだまだ尽きないし

 

 

物語が現実になる、というのは突拍子もない言い方で、そんなことはない、と思うけれども

例えば「キャプテン翼」を読んでサッカー選手を志して、欧州のプロサッカー選手になったということは、ある意味物語が現実になったと言えるのではないでしょうか

と、このシーンでそんなこと思ってました

 

 

敵の真意が創造主の章太郎少年のやる気を削いで全ての作品を消去させる、というのはなるほどなー!と思いました

その流れでスケッチブックに書いた絵を破いたらキャラクターが消えるのは説得力あったなあ

 

でも、そりゃもう無理だろってのも思いました

創造主の手を離れて動いてますからね

で、飛羽真が新しい物語を創る、というのは良かった気がします

 

飛羽真がルナと賢人と会うシーン、芽衣ちゃんと章太郎と会うシーン、背景に違和感があって、ライブ合成だな、というのはすぐわかりました

特に章太郎のアパートの柱の大きさが合ってなくて変だなあとずっと思ってました

それで肝心な内容がよく汲み取れなかったのがもったいなかった

せっかくの大事なシーンをw

 

でも、これ全部長回しとはびっくりです

言うなれば背景回って転換する舞台演劇みたいなもの

すっごいなあと思いました

 

 

ヒーロー作品の中に人間を描いてるってのは大事ですね

石ノ森章太郎先生の作品の本質をきちんと描いてるんだと思います

これ、一見子供向けのヒーロー作品に対する弁明というか擁護というかそういう気もしますけど、

何事においてもこういうのが根幹にあるとしっかりした作品になるというのを噛み締めて言ってるというかなんというか

 

 

全ライダー、全戦隊が勢揃いするのは圧巻でしたね

こういうの今まで割と否定的だったんですけど、これは綺麗だった

ライダーや戦隊が戦う時にロゴが入るの良かったです

もちろんダブル探しましたw(ロゴは見落とした)

最初見切れてたけど、「お前の罪を数えろ」の台詞が入ってて良かった

これだけの数が出ると、どれをピックアップしてとかあったんだろうけど、どのファンでも納得いくようにつくれらたんだろうなと感心しました

 

リバイスの参戦もこの流れだと自然

会長のハッピーバースデー 無理矢理ねじ込んだけどありだな

 

 

本郷猛が本郷猛として出たのがよかったですね

藤岡弘、さんがこうやって姿を見せ続けてくださってるから、折に触れ、仮面ライダーが初心に帰ることができるのがありがたいです

 

わっかい少年に「先生、お会いしたかった」って言った時の本郷猛はほんとに作品内のキャラクターが創造主に会えた喜びを感じて、ウルッときましたもん

 

これはどういう感情移入なのか不思議な感覚でした

 

 

で、パンフ読んだら、藤岡さんの石ノ森章太郎先生に近づきたかったけど、近づけなかったという夢が脚本に反映してたとは

この時の本郷猛は本郷猛なのか藤岡弘、なのかわからない感情があったんですね

 

不思議な感覚はそれかーと府に落ちたのでした

 

 

全員集合ものの映画にしては良くできた方だと思います

偉そう

多分過去ブログに酷評した映画あったはず(笑)

 

毛利宣弘脚本、田﨑竜太監督は安心して見てられます

特に田崎監督、やっぱりウルっときます

 

 

 

《おまけ》

仮面ライダーリバイス

 

併映されると知ってから見に行ったのですが、知らずに行った人はびっくりしたのでは

まだなんもわからない時ですもんね

今ではTVスポットも入り出しましたし、キャストもわかりましたから

 

で、初見の感想としては

 

『圧』がすごい

 

リバイもバイスも特にバイスが

木村昴さんの力によると思うけど、

ものすっごい熱さを感じました

 

これは作家というインドア派の主人公からの転換でしょうかね

病弱だった主人公から超明るい主人公に変わったプリキュアを彷彿としました

 

バイス、、、カワイイ

 

願わくばめんどくさいストーリーは程々にして、短話完結で進んで欲しい

でも大河のようにバックグラウンドはしっかりと

期待大です

 

この話はキラメイジャーの時のエピソード0みたいな扱いになるのかな

もったいないから、TVでも流して欲しいです