何だかんだで護身用の武器を手に入れたアリスは、狩人のベェルと森の中の道を進むのであった……
「家遠くない?私足がキツくなってきたのだけれど……」
「あともうちょいだから我慢しな」
そう言われて密かに舌打ちしたアリスだがベェルのツッコミセンサー(アリスが命名)が反応したのであった
ベェルはアリスの歩幅に合わせ進んでいく
すると向こう側に住宅が一件見えてきた、恐らくあそこが目的地であろう
「あ、あの赤い頭巾はあの子か!」
「やっと着いたのね……」
見えただけで家とはまだ距離があり渋々歩いていく。
家に着くとベェルが玄関のドアをノックする
好奇心にかられたアリスは窓を覗きこんだ……その光景は
「ちょっっっと待ったぁぁぁぁぁあ!!!」
アリスは窓を突き破り部屋に侵入、見た光景は赤い頭巾の少女が何者かに襲われている場面だった
「きゃああああっ!!」
少女の悲鳴で玄関から派手な音がした、恐らくベェルがドアを蹴り倒したのであろう
よく見ると少女を襲っていた者は人間ではなく狼だったという、何故気づかなかった少女よ
「おいコラ貴様、ここで死ぬか井戸で溺れて死ぬか、選ばせてやるよ」
「アリス!キャラ崩壊してっぞ!!!」
ベェルが侵入、優先するは少女の安全の確保
狼よ……相手はアリス、私だ
「何か言ったらどうなんだ?選ばせてやるっつって…ん?」
灯台もと暗し、狼の腹がパンパンになっているのに気が付いたのは今さっきの事である
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