初めて姿を見たときから、俺に似てる、と思っていた。
一番背が高くて、ラップする末っ子。
似てないのは、生意気じゃないこと。
座っているジュンの頭をくしゃりと撫でると、振り返って笑顔を見せた。
「ジェソプ兄」
ジュンは横にずれてスペースを作り、俺はどかりと腰を下ろす。
「だいぶ慣れただろ」
「少しは。でも、大変」
俺は少し笑って、ジュンの肩に腕を回す。
「そりゃそうだ」
夢に見ていたこと。
ステージに立って、あるいはカメラの前で、歌い、踊り、声援と喝采を浴びる。
そのためにずっと努力してきたはずだ。
でも。
その夢をこなしていくのは、想像よりずっときついはずだ。
「本当、兄さんたちのこと尊敬する」
ふう、とため息を吐きながら、ジュンは唇を噛んだ。
その横顔がやけに幼く見えて、俺はまた髪を撫でる。
不思議そうに俺を見たジュンに、俺は笑いかける。
「大丈夫、兄さんたちが助けるから」
スヒョン兄が。
イライが、フンが、ケビンが、キソプが。
俺が。
きっと助けになるから。
これは、一度弟を失った俺たちへの試練でもあるんだ。
「ありがとうございます」
また笑顔に戻って、ジュンが明るく答える。
俺は一度周りを見回してから、その額にキスをした。