宮崎駿監督があっけなく引退され 拍子抜けしました
美術の先生をしていたピカソの父親は
息子のピカソの才能に気付いたとき
筆を折ったというエピソードを何故か 思い出してしまいました・・・
歳を取りこれまでと同じようなやり方はできなくても
歳を重ねたからこそ 見えるもの 表現の仕方が
あるのではないでしょうか?
これは表現したい!後世に伝えたい!と思うものが
あれば世間の期待や評価など気にせず
また作品をぜひ 作ってほしいと思います
さて本題に入りましょう
以前予告を見て 興味を惹かれたのがこの作品・・・
あまりに知られた「竹取り物語」がベースです
だけどとっても不思議な物語・・・・作者未詳?
高校時代古文の教材で勉強したことを思い出しました
まずはこれまでのジブリ作品の特徴でもあった
緻密なアニメーション画像ではなく
水彩画のような日本画のような・・・
それでいて人物となると勢いのあるクロッキー画のような・・・・
不思議な世界です
テーマはとても重く深いものでした
一言で言えば
この世に生を受けて 人して生きることの意味を問う
とでもいうのか 昔話でありながら現代にも通じる永遠のテーマ
わが子に良かれと思い 良い暮らしをさせる翁
お姫様に仕立て上げ 結婚相手探しに夢中になる翁
追いつめられたかぐや姫は無意識に天に助けを求めてしまう
ルール通り 天に戻らなければならなくなった時に
はじめて 自分の間違いに気付くかぐや姫
何も考えずに 流されるままに暮らし
結果として 回りの人たちを不幸にしてしまったと
後悔するかぐや姫
でも すでに遅いのです
地球で過ごした記憶を全て消し去られ
かぐや姫が天上へ帰って行くシーンで
最後に青い地球をチラッと振り返り
涙を浮かべるところが何とも切なかったです
結局 一人の人間が生きた証は 記憶に他ならないと
思うのですが、本人にとってその記憶をリセットされる
のはたまらないことです
それでも エンディングの歌に救われました
・・・・・略
ずっと 遠く
なにも わからなくなっても
たとえ このいのちが
終わる時が来ても
いまのすべては
過去のすべて
必ず また会える
懐かしい場所で
・・・・略
そう、会いたい人には
きっとまたいつか会えるんです!
原作にない頼り甲斐のある兄貴分「捨丸」が登場します
何故か「星 飛雄馬」を思い出してしまいました
(私だけ?)
この捨丸と想い合っていたことが分かり
最後に「一緒に逃げよう・・・・云々」というくだりはちょっと
現代的に分かりやすく サービスし過ぎかな?と思いました
つれづれなるままに 勝手な感想を述べてみました
あくまで個人的な・・・



