少し前のブログにも書いたように、
一度は読破したいあこがれの源氏物語。
最初に読んだのが、ナビ的な役割を果たす、
ダイジェスト版。
次は映画も観たいと昨年末から思っていました。
年末年始は風邪が長引き、その後
鼻の粘膜から風邪の菌がリンパに侵入したらしく
顔の右半分が腫れ上がったりとさんざん邪魔が入り
延び延びになっていたのが
ようやく先週末に観に行くことができました。
あまりよく知らない若手の俳優さんが出ていたりと
さほど期待はしていなかったのですが、
観てみると、なかなかのできばえでした。
藤原道長役の東山紀之ははまり役です。
生霊となって源氏を苦しめる六条の御息所の役の
田中麗奈も抑えた演技と迫力ある情念をうまく演じ
年上の女という焦りや一途さをよくあらわしていました。
実際、あまり年上という感じではありませんが・・・
時代考証基づき再現したという寝殿造りのセットや
衣擦れの音も優雅な衣装は絢爛豪華で
満開のサクラの映像などもあって
まばゆいばかり・・・これだけでも見ごたえがあるというものです。
これまでの光源氏のイメージはただのプレイボーイでしたが
そう単純なことではないのではないかと思い始めています。
生霊となって、自分の恋人(夕顔)や正妻の葵上を
死なせてしまった六条の御息所の前で、相手を責めずに
自分がそこまで追い詰めてしまったと自らを省みる発言は
なかなかできないのではないかと思うのです。
もう少し、探求してみたくなり、与謝野晶子訳で
読んでみることにしました。
やはり、ダイジェスト版よりは、小説としてなめらかに
文章が流れていくので読みやすく感じます。
全5巻ありますが、読破し終えてからまた感想をブログにUPします。


