ぐりのあなぐら -38ページ目

ぐりのあなぐら

環境に優しいをポリシー(口実)に再利用した部品は2年以内に必ず煙を上げる(戒め)
部品を1円レベルでケチった挙句、結果的に買いなおして物流に多大な負担を掛ける糞野郎
最近はギター離れが深刻化、オーディオ病が再発
なんだかんだ音響から離れられない中の人です

 
後期試験中の村長です。
 
ヤバイよ!ヤバイよ!
 
ベクトルってなんやねん!!!!!!!!!!
(後期全く受講していない)
 
てか、いつまで高校生やってんの!??!!?
 
 
さて、まーた更新サボり気味です。
書くことはたくさんあるんですけどねえ。。。
ブログ書くのにそれなりに時間をかけてしまうので、
どーもなかなか書く気が起きません。
(最近寒いし。)
 
本題に入りましょう。
昨年11月半ばころにブログつながりで知り合ったJさんが
新しいアンプを購入したとのことで、念のためメンテしてほしいのと
フットスイッチを作成してほしいとのことで
隣県から足を運んで持ち込んでいただきました!
 
 
BADCATのHOTCAT30Rですね!
なんでエンブレムだけかって?
スマホの画像フォルダを整理し過ぎて画像がなくなってしまったのです!
雑すぎぃ!!!!
 
内部ですが・・・・
わお!きれいにワインドされていますねえ!
どことなくオーディオのマランツ#7を思い起こすような空中配線です!
フィルタキャプがフェンダーのように分けられているだけ
メンテナンス性はいいのですが・・・・
きれいにワインドしすぎて、どこがどこまで配線されているのか全くわからない!
困るよ困るよぉ・・・
何をそんなに焦っているかといいますと、
今回はフットスイッチを作成しなければならないのです!!
このフットスイッチが生易しいものではなく、
6ピンコネクタで何やら複雑な動作をしている模様です。
 
赤丸がインプットの切り替えのリレー
緑丸がなんだったか・・・たしかクリーンカットのリレーかな?
青丸がマスターカットのリレーです。
黄色丸の緑のムカデなに!?
わかんない!!!
この時点でとんでもないものを引き受けてしまった予感・・・
 
Jさんが帰った後青ざめた顔で眺め、そっ閉じしたのは言うまでもないですね。。。
 
 
後に緑のムカデは集合抵抗器で8102/3-51Rと3番なのでオールパラレルのようです。
何もそんなわかりづらいもん使うなや!!!
この手のアナログアンプを作る人に集合抵抗は慣れた部品じゃないですからねえ・・・
調べても品物出てこないし・・・・
51Rと書いてあったのでなんとなーく抵抗器だろうなと思って正解でした。
 
どうやらこの集合抵抗はリレーの保護作用をしているようですね
 
お次の問題。
 
左下の赤丸のインプット切り替えのリレー!
これまた厄介にも2つセットで動いてるようです。
でもここまでくれば簡単!
ON-ON,ON-OFF,OFF-ON,OFF-OFFの4パターンだけのはず!
全部適当にやれば音出るさ!!!!
とやってみたら。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・出ない。
ヤバイよ!ヤバイよ!
なんでODチャンネルだけでないの!?!??
でもODチャンネルのインプットに突っ込むと音がする・・・
ええ・・・・・・
まさかのODインプットジャックのスイッチ機構が接点不良で音が出なかったようです。。。
やけくそになってジャックを洗浄したら見事に動作しました(笑)
 
さらなる問題。
それは・・・・・コネクタ!!!!
コネクタの規格がわからない!!!!
5PIN以上のコネクタってそう使うもんじゃないですからねえ。。。
勢いで買ったコネクタもこの通り・・・
合わないですねえ!!!
ようやくお目当てのものを中国から輸入しました。
 
さて、ここまでたどり着くのに何度心折れたことか(笑)
ようやく製作に取り掛かります!
 
 
さあ!早速作っちゃいましょう!
 
 
さて、ここからが正念場!
通常のフットスイッチは、単独のリレーをON-OFFするだけなのですが、
このフットスイッチは3ch仕様でして、
1chめでAだけをONにして、
2chめでBとCをONにして、
3chめでAとCをOFFにしてBとDを動作させる必要があり、
更にLEDの表示も必要になるので、
1chめでAとEをON、BとCとDとFをOFFにして
2chめでBとCとFをONにしてAとDとEをOFF、
3chめでAとCをOFFにしつつBとDをONにしてかつEとFを同時にONにする必要があります。
 
スイッチは2つ、4パターンですが3
chなので1パターンをスイッチングでキルしなくてはいけません。
おまけにLEDの表示に片側1回路ずつ使用するので、
残った3回路だけでAとBとCとEをコントロールしなくてはなりません。
おまけにBとDだけで3パターン、AとCも3パターンなので
4回路は必要になり、更なる回路の最適化をしなくてはならないのです。
 
分かりにくいので簡潔に表現するとスイッチの先にスイッチをつけて、
そのスイッチが逆の動作をした時にまた違うスイッチがスイッチとつながって
そのスイッチが違うスイッチングをした時もまた正常に動作するという
それはもうスイッチだらけのフットスイッチです!
 
ノートを数ページ使ってダイアグラムを構成しましたが、
4度位は失敗に終わりましたが、
その時歴史は動いたんですよ!!
 
動作しました!!!!!!!!
感動的です!!!!!
 
内部はスイッチを左右動かせるように配線にゆとりを持たせてあります。
正面左側のスイッチでクリーン/OD切り替え、
正面右のスイッチでクリーンとODのMIXチャンネルとなります!
LEDもクリーンが緑、ODが赤、ミックスは両側点灯という仕様にしました。
 
完成したのは確か一ヶ月半が過ぎた1月上旬・・・
気分屋で長らくおまたせしてしまいました。。。
 
さて、残るは内部のメンテですが、
最初からフィルタパックの一部が膨張していたので、それを交換いたしました。
計4本ですね!
 
おっと!危うく忘れるところでした!
頼まれていた100Vタップに繋ぎ変えなければ!
にしても・・・
線が硬い!!!
さすがはBADCAT、ワイヤーも抜かりなくかなり余裕目のゲージです。
おまけに大半のワイヤーはMILワイヤー・・・
つまりテフロン皮膜の銀メッキ線です!
線まで贅沢仕様ですねえ・・・・・
 
これでようやく落ち着いて音出しです!
いやーいい音・・・・・
 
ダメでしたねえ!!!!
さすがは純A級と謳うだけアイドリングがハードで、
バイアス値としては110%近い駆動率でした。
なもんでリテイナーのクッションであるフェルトが焦げていたんですねえ。。。
最近のブティックメーカーのミディアムパワーのアンプでは
結構な率で赤熱してるような気がします。。。
軽度の赤熱は寿命が縮まるだけでなく、ノイズの発生に繋がったりします。
真空管のプリントが焦げていたり白く灰化していたら
アイドリングオーバーだと思ったほうがいいですよ。
今回はA級アンプとのことなので出来る限りアイドリングは高めで設定し直しました!
カソード電流66mA!
Isgを考えれば90%コンマくらいのアイドリングですかね!?
 
そんなこんなでダラダラと引きずっていた作業がようやく終了。
動作時にボソボソとノイズが乗りますが、
こちらはカソードスリーブによるノイズのようなので、必要に応じて交換をお願いしました。
 
作業を終え、各部を見ていますが
この部品群、建物の配管に見えるんですよね・・・
まるでシャーシの中がミニチュアの町中のような。。。
鉄シャーシの独特のサビ具合と質実剛健な作りが
どこか退廃的な都市を模してるようにも見えます。
これはこれで美しく好きなんですよねえ!!!
 
肝心の音ですが、これがまたかなり扱いやすい!
クリーンはDC30を彷彿させますが、それよりかは多少おとなしく優しく感じます。
(DC30使ったことないけど。)
何と言ってもリードチャンネルがすごい!ズクズク歪むし、歪の硬さ、粒立ち
EQまでかなりアクティブで、チューブアンプと思えないような追従性があります!
モダンハイゲインからクランチまで割りとなんでもいけます!
ギター側での操作性もかなりよく、本当によく仕上がったアンプだと思いますね!
 
しかし、4つ穴などのじゃじゃ馬さや強引さはないので、
弾いていて物足りなく感じる人もいると思います。
まあ比較するもんじゃないですけどね!
でも本当にこれ一台置いておけば困ったときに手助けしてくれそうな
頼りになるセンスのいい優等生です!
 
そういえば一緒に点検を依頼されたAD140LEADはC電源の点検をして終わりました!
サービスでC電源をリフレッシュしました!
こちらのリードサウンドもまた、癖になるブワッとジューシーな歪の粒立ちです!
個人的にリード用に一台ほしいですね・・・
 
そして、無事1月半ばに引き渡しをしまして、Jさんの元へ帰っていきました。
つい一ヶ月前までたくさんのアンプがあったはずなのに、
いきなりみんないなくなると部屋が寂しくなるもんですねえ。。。
 
え゛っ!?
 
別編で続く!?