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ぐりのあなぐら

環境に優しいをポリシー(口実)に再利用した部品は2年以内に必ず煙を上げる(戒め)
部品を1円レベルでケチった挙句、結果的に買いなおして物流に多大な負担を掛ける糞野郎
最近はギター離れが深刻化、オーディオ病が再発
なんだかんだ音響から離れられない中の人です

 

今回でラストになるかな!?

 

前回はポッティング作業完了まで行きました。

今度は取り付けネジが課題です。

 

 

Lespaul DeluxeなんかはP-90のマウントベースに

ミニハムを乗せるためのマウントプレートを介してミニハムを取り付けているようです。

この作業、面倒そうなので避けて通りかったのですが、致し方ないですね。。。

 

 

早速マウントプレートの作成です。

P-90のねじピッチは20mm、ミニハムのねじピッチはおおよそ75mmです

使用したのはホームセンターの金具売り場にあるL型アルミ板2mmです(198円だったかな?)

普通のアルミ板だとなかなか高価なので、切り出しが面倒でもそちらにしました

形状的と強度を考えると3mm以上がよかったな~と反省中です。

 

 

マウントネジはおおよそ2.5mmなので予めミニハムのマウントネジ穴を2mmで下空けしておき

鉱油を刺してマウントネジをゆっくりねじ込みます!

ちなみにP-90マウントネジの穴はざっと2.8mmであけてあります

これはボディに埋め込まれてるP-90のビットインサートの取り付け寸法がテキトーなので

多少ずれていても固定できるように大きめの穴あけです

 

 

おっしゃ!あとは取り付けだー!と思ったら、ご覧の通りうかつでした。

近年のGibsonP-90のザグリは幅狭で、ワイヤーを通すスペースを確保できるように段付きになっています

 

 

ご覧の通り対角止めになってしまい、ダメダメです

 

 

ここからこんなに削らなくちゃいけないのか・・・・

小さいパーツだけになかなか苦戦しそうです

 

 

倉庫に移動してバイスを使って、薄いべニアでプレートを挟み込み余分な幅を削ぎ落します!

ちなみに縦幅はおおよそ9mm程度です!

横幅は物にもよりますが、ざっと83mmほどに収めていればキレイに入ると思います

 

 

右肩に丸みをつけて削ることできれいに収まりました!

ちなみに木部に直接固定するので、確か深さ5~7mmほどミニハムマウントネジの穴を木部に空けます

(この辺りはザグリの深さとボディ厚を考慮して計算してください)

ざっと3mmくらいの穴でいいと思います。

 

 

仕上がったものはざっとこんな具合です。

まるでプロペラのようですねえ。。。。

 

 

元からついていたマウントネジを途中で切り落とし、(10mmくらい残したのかな。。。)

先を整えてビットインサートを舐めないよう加工してから、プレートを取り付けます!

 

 

そしてミニハムとエスカッションを組んでから高さ調整して、いよいよプレートにマウントします!!

 

 

見事に入りました!

今回エスカッションネジはマイナスのものに変更しました!

 

 

フロントも同様に作りました!

ただしフロントはワイヤー穴のザグリ調整が必要かもしれません。

そして注意点としてはリアPU右側のマウントネジがワイヤーを通すザグリに入っていくので

ワイヤーを寄せるなりしていないと断線させる危険があります。

 

 

フロントも見事に一発で決まりました!

慣れてくるとマウントプレートも1時間しないで作れます!

 

実に良い雰囲気です。。。

PUマウントネジもマイナスになったので雰囲気いいですねえ。。。

 

 

邦ロックで流行りそうな音・見た目ですねwwww

 

 

ついでにキャビティ内も整備しました

 

ミニハムはかなり異質な音で、ミドルが非常に少ないカラッとした音に感じます

通常Vol500k:Tone500kかVol300k:Tone500kが主流のようですが、

Volを300kにして受けインピーダンスを下げてしまうとハイレンジのゲインが落ち

おまけにミドルが少ないピックアップなのが追い打ちをかけて全体的なゲイン落ちにつながってしまいました。

ただ、Volを500kにして受けインピーダンスを高めにしてしまうとかなりハイレンジが暴れてしまうので、

Toneを300kにして常時軽くToneが効いている状態にすることで音のバランスが取れました!

 

 

ミニハムは先述した通りミドルが少ないため、Toneを絞っても輪郭がぼやけることもなく

出力もほどほどにあるのでVolの操作性も非常によく、ハイ落ちしにくい素晴らしい感触を持ち合わせています!

ローゲインなアンプならカリッとクランチーなサウンドで、ハイゲインでもブズっとしない非常に粒立ちのはっきりした発音の良いPUです

クリーンもP-90と違ってダークな感じもなく、本当にプリっとしたピッキングニュアンスが感じられます!

カッティングからリードサウンドまでかなり幅広く使えますし、パワーあるPUを歪ませたときの濁りに頭悩ませている方なら

ミニハムは一度試す価値はあると思います!!!

 

これは新感覚でありながらも、使い勝手の良さと音の質に関してはかゆいところに手が届くような感じですね!

 

補足ですが、Gibsonから発売されているミニハムバッカーはリア・フロントあるようですが、厳密にはどちらも同じようです。

両者ともにDCRが同じ数値ですのでリア側がややパワー不足に陥りやすいです

ネジ式ポールピースのミニハムバッカーでリア側のパワーを補填しているものはダンカンのアンティクイティくらいでしょうか。。。

そのほかリンディなどからも発売されているようですが、どこも結構お高いです。

 

 

ちなみにコンデンサには現在引き受けている修理で取り外したCSCのVitaminQオイルハーメチックを使用しました!

Y様快くお譲り下さりましてありがとうございました!!(アンプの調整完了しましたよ!!!汗)

 

 

 

気づけばGibsonも3本に。。。

どれも個性的で甲乙つけがたく、面白い連中です!

 

 

そうそう!

最近レスポールカスタムのP-90の音がとてもいいんですよ!

ギターはちゃんと調整しないといい音出てくれませんねえ。。。

 

最後に、Jさん!よいお品・知恵をお譲り下さり本当にありがとうございました!