またまた以前買った本を本棚から発掘。
最近本屋さんに行っても読みたい本が見つからないのでね(´・ω・`)

タイトルだけ読んで、御伽噺の別伝承とか、裏話的なものを検証しているのかと思っていたら、
有名なおとぎ話や文学作品をネタにして、現代社会や人間を風刺するエッセイ集だった。

王様は裸だと言った子供はその後どうなったか (集英社新書 405B)/森 達也

¥735
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オイラが初めて読んだ森達也さんの本はコレでした。
森さんの思想(?)は、個人的にあまり合わないなーって所が多いのですけど、
「ア・プリオリに定められたある前提からの議論」はイカンって言うのは同意っす\( ̄ー ̄)

誰でも知っているようなお話が俎上に上げられているので理解し易く、難しいことは抜きにして楽しめる一冊であります。

「蜘蛛の糸」のラストは・・・・・ホント、みんな上がってきちゃったら、お釈迦様どうするつもりだったんだろう(笑)

テーマになっているのはこんなモノ
というわけで目次

王様は裸だと言った子供はその後どうなったか(仮)
桃太郎
仮面ライダー ピラザウルスの復讐
赤ずきんちゃん
ミダス王
瓜子姫
コウモリ
美女と野獣
蜘蛛の糸
みにくいあひるのこ
ふるやのもり
幸福の王子
ねこのすず
ドン・キホーテ
泣いた赤鬼