子供の頃と引っかかるところが違うだろうとは思っていたけど、こんなところに引っかかるとは(^_^;

吉川英治氏の創作でしょうけど、
何気にノート術の極意のような希ガス

半紙を四つ折りにかさねて綴じた彼の雑記帳である。武蔵はそれを、旅包みの中から出して、早速硯箱をひきよせた。
それには、彼が漂泊のあいだに拾った感想だの、禅語だの、地理の覚えだの、自誡のことばだの、また、ところどころには幼稚な写生画なども書いてあった。
(中略)
自己の弱点を見出すごとに、彼は自誡のことばを一つ書いた。だが、書いただけではなんの意味もなさない。朝暮に経文のように唱えて胸へ刻みこむのでなければならない。従って、辞句も詩のように口で唱え易いことが必要であった。


半紙を四つ折にしてノートにするのは、以前書いた明治時代のノートと同じ形。
こっちは綴じていないけど。
昔の人はこうやってノートも自作していたのかもしれませんね。

宮本武蔵〈1〉 (吉川英治歴史時代文庫)/吉川 英治

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このノートのお話は3巻のP159にあります。
といっても、私が持っているのは「吉川英治歴史時代文庫」の前身の「吉川英治文庫」のものですが。
大体おんなじ所にあるんじゃないかしら???

そういえば、田辺聖子さんか誰か(はっきり覚えてないm(_ _)m)の短編に、お通さんのストーカーっぷりに恐れをなした武蔵がお杉婆に助けを求めるって話があったような。