昨日買った二冊の本。

ひとつは、
中島義道著『ぐれる!』(新潮新書)
もうひとつは、
渡邉美樹著『強運になる4つの方程式-もうダメだ、をいかに乗り切るか』(祥伝社新書)

パラパラと見てみました。


全く意識してなかったのですが、どちらも
「人間は必ず死ぬ。だから…」
という前提から、生き方を提唱しているものでした。
それなのに、二人の著者の思想は全く違う。
中島氏の言葉を借りれば「引っかかるところの違い」が如実に表れています(笑)


限りある生であるからこそ、
その短い時間を
「幸せになること」
「向上し続けること」
にささげることに意味がある。
と肯定的にとらえ、
社会との関わりの中でとことん追求する渡邉氏。

「有限な生」
「自分の死とともに消えてしまう世界」
「偶然によってもたらされる幸運と不幸」
などの理不尽さに正面から取り組み、
「幸せの追求」
「世界や未来のための貢献」
ナドナドの「よいこと」とされることを
暴力的に押し付ける世間に適応することを拒否。
人生を「半分」降りる宣言をした中島氏。


どちらも正反対の生き方をしている2人だから、
わざとどっちも買ったのだけど。
同じ「人間は必ず死ぬ」という実感から発したものなのに、
全然違うアウトプットになっているのが面白い。
こうゆう対立した価値観が比較できるのも、
読書の楽しみではあります。

二人に共通するのは、ブレのない価値観というものをしっかり持っていて、
周囲の人間や環境に流されないというところかも。
「死と生」をまともに見据えた人というのはそうゆうモノなのかもしれません。

この二人が対談したら面白いと思うのですけど、
絶対ないだろうな。


後でちゃんと読んだら、また感想書くかも知れません。