
現在絶賛品切重版未定中。そりゃそうさな。
何度読んでもイマイチorz
小説(奥付に「書き下ろし長編小説」と書いてある)というにはあまりににも人物の感情表現や性格付けに乏しくストーリー性もいまいち。
リシュリューの生涯をなぞっているだけという感じを受けました。
残念ながらフランス史かリシュリューの生涯にもとから興味のある人にしかウケないのでは?
と思ったけど、知っている人には特に目新しい情報もないから、
結局誰がターゲットなのかわからんね(^_^;
どうせなら『剣豪将軍義輝』ぐらいぶっ飛んだ内容にしてくれればよかったのに。

宰相リシュリュー 小島 英記
多分日本で唯一のリシュリューの生涯を主題にした本です。
フランスでは、本屋に行けば、リシュリューの伝記や研究書は日本で言えば家康か秀吉かというくらい沢山並んでいて選ぶのに悩むぐらい。
以前書いたダルタニャンが、デュマによって国民的ヒーローに仕立て上げられたのに対して、リシュリューは悪役を振られてしまったわけですが、実際には偉大な政治家として、フランスでは大変人気がある・・・・と思われます。
フランス人に聞いたわけじゃないけど。

そもそも、ルイ14世やマリー・アントワネットに比べると華がないからか、アンリ4世・ルイ13世の時代に関する本は大変少ないですね。アンリ4世の生涯なんて、ホント面白いと思うのですけど。ライバルもみんなアンリ(アンリ3世・ギーズ公アンリ)で混乱しそうですが。
というわけで、誰か小説家として筆力のある方が三銃士ぬきでアンリ4世からマザランあたりの王と宰相を主題に小説を書いてくれないかなぁと思う今日この頃。
リシュリュー 猊下について知るにはこのサイト
Le Royaume de l'Eminence - 猊下王国
ちなみに、パリでは日本人の伝記は昭和天皇しか見当たらなかったです。
