STRUM/ストラム 17SS 展示会 Vol.1

昨日は『STRUM　FLASH 2017 SPRING/SUMMER EXHIBITION』に行ってまいりました。

いつも想像を超えるコレクションを見せてくれる『STRUM/ストラム』、今回も最高のコレクションでした！

【グレー染め+鈴鹿墨製品染め】

国内のカーフ牛革原皮を日本国内でタンニン鞣しした革。一度、革の状態でグレーに手染めした後、製品にし、墨を入れ込んで製品染め、さらに色むらを出す為に水洗いを繰り返し、最後にタンブラーでアタリを出して仕上げています。鈴鹿墨特有のの、墨の発色と上品な深みのある表情が特徴です。フルタンニンの下地を使っている為、着こめば着こむほどしなやかに体に合わせ馴染み、柔らかくなり、味や風合いが増すのが特徴です。

【製品燃焼染め（バーニングダイド）】

16-17AWより登場した、燃焼染めという衝撃的な加工は17SSも継続です！

国内のステア牛革原皮を国内でタンニン鞣しした革。下地の状態で製品まで縫製した後、燃やしながら製品染め。アルコールと染料を混ぜ、吹き付け、点火。アルコールに火が回った後、染料に火が移り反応で染料が変色、焦げることにより、独特のムラ感が生まれます。火が革に移る前に消火させ染料を定着させています。フルタンニンの下地を使っている為、着こめば着こむほどしなやかに体に合わせ馴染み柔らかくなり、味や風合いが増すのが特徴です。ニーフットオイルで仕上げる事によって、骨っぽい見た目なのに、しっとりしなやかな触感に仕上げています。今回は、洗いを掛け、タンブラーでアタリを出しながら乾燥し、ヴィンテージ感を強調。

【製品染め】

地生の牛革原皮を日本国内でタンニン鞣しした後、製品染め。鞣しの段階から、しっかりとオイルをいれ、製品染めの際にも独自のオイルを入れているので、手触りは、弾力があり、しなやかでありながら、見た目は骨っぽさや男らしさの強い革です。着込めば着込むほど柔らかく、しっかりと体に馴染み、味や風合いが出てくるのが特徴です。

布帛のアイテムも充実しています。