今日はめちゃくちゃ冷えますね、、、
作業する手がかじかみます

私物のF.LLI Giacometti ウィメンズ ジョッパーブーツ がおろして1週間ほどでつま先がだいぶ減ってきてしまったので、今回はつま先レザーで補修をしました!
メンズはハンドソーンウェルテッド製法なので馴染むまでアウトソールがかたいので、履く前の補強をオススメしているのですが、今回のウィメンズはマッケイ製法でソールの反りが良いのでこのまましばらく履いても大丈夫であろう、、と1週間履き続けたところ、さすがでした。
目の詰まったしっかりした原皮を使用しているため、結構つま先を擦ってしまっていたみたいです。
慌てて補修をしました!
つま先の一番減っている部分をトップにして斜めに削り落とし、のり塗りをします。
板材のレザーを貼った時にフラットになるように加工してしっかり貼り付けます。
コバを整える程度にうすーくけずり、研磨します。
カ新しく貼り付けたレザーの吟(革の表皮)を番手の小さいヤスリでむき、スエード状にします。
染料とワックスを塗りブラシで磨くとツヤツヤに!
裏から見ても、サイドから見ても面がぴったり面一になっているのがわかります!
面一にすることで見栄えがいいことはもちろん、何かに引っ掛けてパーツが取れてしまうということも予防しています

強度はスチール、ラバー、レザーの順に強いのですがレザーソールをレザーで補修をすると馴染むので見た目が良く、レザーソールのままで履き続けたいという方にはオススメのお修理メニューです!
履き始めからソールの反りや人間の歩き方の関係で一番早く修理のタイミングがくるのがつま先です。
しかし著しく減るのは履き始めだけなので最初だけ修理時期に気をつけてくださいね
