シャンソンライブに菊千代どす。
木々も枯葉をまとい、本格的秋が来ました。
秋の気配を感じる季節になると、菊千代は
シャンソンの名曲の数々が恋しくなります。
前にも書きましたが、シャンソンという音楽
は「日本独特のジャンル」といえるもの。
大まかに言うと、1970年代初め頃までに流行
したフランスの歌謡曲全般が「シャンソン」
と呼ばれ、これらの曲を日本語でカバーして
歌われる曲が、シャンソンと呼ばれます。
米英ロックなどの影響を受けたものは、フレ
ンチポップスといわれ、微妙な住み分けが。
シャンソンは、日本の歌謡曲には無い、独特
の雰囲気というか文学性のようなものがあ
って、女と男がテーマだったとしてもニュ
アンスは「全く」というくらい違います。
菊千代の若かりし頃、銀座には、かの有名な
「銀巴里
」というシャンソンのライブハウス
があって、そこは三島由紀夫や寺山修司、吉
行淳之介などキラ星のごとく文化人、著名
人が、さり気なく来店していた名店どした。
今をときめく美輪明宏さまの出演日には長
蛇の列が表通りまで続いておりましたっけ。
金子由香里クミコなどもregularどした。
この老舗も1990年、閉店してしまいました。
その後、吉祥寺の「ラ・ベル・エポック」も
一昨年、後を追うように閉店残念どすわ。
菊千代のお気に入りは古き佳き時代のパリ
裏町の人間模様を歌った曲。好きな歌手は、
コラ・ボケール、エディット・ピアフ、シャ
ルル・アズナブールがベスト3なんどす。
シャンソン好きな菊千代が最近、時々お出ま
しするライブハウスが、原宿「La Donna」。
親友北谷和子 さんも、よく出演します。
和子さんは、大学時代に美輪明宏と出会い、
彼女の薦めで深緑夏代に師事。大学在籍中
から、都内の有名シャンソニエでレギュラー
歌手として活動していましたが、1980年~
渡米し20年ほどAmericanlifeを満喫。
帰国後2005年から、歌手活動を再開コンサ
ートやミニライブを中心に活動しています。
歌唱力抜群で舞台映えする美女である彼女
は「酒&酒席大好き」という菊千代の親友
であるための資格を、高いレベルでクリア。
ランチタイムに会ったとしても、二人揃えば
即行「ご宴会」ということに相成ります。
「いせや」から、高級フレンチレストラン
まで、飲む場所、お酒の種類は問いまへん。
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