そうまでしてタレントに
菊千代どす
。
先日、子役オーディションについて、ドキュ
メント風に流していた番組を見ました。
何としてもタレントになりたい子どもたちと、
その親たちの“命がけ”ともいえる鬼気迫る
日常
まさに「あり得へん」お話しどした。
聞くところによると、赤ちゃんモデルから、
３～４歳の幼児まで、わが子をタレントに
と考える親たちってかなりいるんだそう。
物心ついた時から、そんな親の願いを日々聞
かされて育つワケどすから、子どもだって、
幼くして「タレントに
」と洗脳されます。
かつて、ステージママという言葉
があって
美空ひばりや宮沢りえのママが、その代表的
存在だったんどすが、最近では、ママだけで
なく、パパだってすごい
らしいんどすわ。
オーディション雑誌を読みあさり、モデル、
TVドラマ、舞台、映画など、数々のオーデ
ィション会場を一家でかけ回る
んだとか。
オーディション会場で子どもに“気合を入れ
る”ママの目は、完璧イッちゃってました。
当然ながら、そんな親たちを狙う悪い人たち
もいて、親たちをターゲットにした金儲け会
社はゴマンとあるそうで
プロダクションと
か養成所を名乗ってはいても、かなりヤバ系
の方々が経営しているケースもあり
とか。
バレエ、歌、ピアノなど、子どものお稽古に
せっせと車で送り迎えする熱心な母親は概ね
自分が果たせなかった「夢」を娘に託すよう
どすが、可愛いから、才能があるから、とい
って大成する
とは限らないのが芸能界。
また、努力が必ずしも報われるとは限らない
のも芸能界という世界。そんな宝くじで3億
円当たる
くらいの僅かな確立に掛ける親の
気持ち、菊千代には全然理解できまへん
。
その努力と情熱をかけたら、いくらでも立派
なプロとして開花できる道はあると思います
けど…思い込んだら止まらないんどすなぁ。
もし、夢が叶わなかったら「カタギの世界」
への軌道修正するのがたいへん
そう。
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