前回は王室ネタ、今回は…菊千代どす
。
天皇・皇后両陛下
が被災地へお出ましに。
天皇陛下は皇太子時代「天皇と国民との関係
は『天皇が国民の象徴である』というあり方
が理想的だと思います。天皇は政治を動かす
立場にはなく、伝統的に国民と苦楽を共に
するという精神的立場に立っています」
と語られていたことがあります
。
10年位前
秋の園遊会で、当時東京都の
教育委員だった将棋の米長邦雄氏が陛下に、
「全国の小中学校で式典の際に、国歌斉唱と
国旗
掲揚を行うことを徹底させることが私
の目標
」という考えを強く表明しました。
すると陛下は、
「そのようなことは強制するべきではないと
思います」と言下におっしゃいました。
その率直なお言葉に菊千代感動
しました。
「国旗・国歌の強制に反対する者は反日・左
翼
」という考え方が一部ではまかり通って
いますが、その論で語るなら陛下も、
そのような方
とことになるワケ
米長邦雄氏は、
石原知事が委員就任を依頼したといいますが
菊千代にも、意図が
よく分かりますわ。
知事も米長氏も、陛下の“お考え”を、
ご存知なかった…というのでしょうか
。
全国の自治体では、学校の入学式や卒業式で
日の丸を掲げ、君が代を起立して歌うことが
強制され、従わない教職員が東京都では大量
処分されていました。そんな教育現場におけ
る「強制」の蔓延
に、陛下が違和感を抱い
ておられたとしても不思議ではありまへん。
昭和天皇は、そこらへんのインテリを気取る
ジャーナリストや学者センセなどよりはるか
にリベラルでフェア
な考えをお持ちどす。
即位のとき、「憲法を守り…」と発言された
ことに、右翼は超ショック
だったとか。
また、たいへん
バランス感覚に優れた方
と、これまでの
さまざまな場でのご発言から強く感じます。
陛下のお考えは皇太子殿下にもしっか
と
受け継がれ、
ことあるごとのお言葉によく表れています。
天皇陛下がそのような方であるからこそ、
多くの国民から敬愛
され、被災地などに
お見舞いにお出ましになると、みなさんに
感動
を与えるのだと思いますぇ。
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