報道以上に大変なことに
菊千代どす。
日本の新聞やTVなどでは報道してない原発事
故後の状況が、欧米を始めとした海外における
報道機関では詳細に報道されていることを、
ネット上ではかなり詳しく伝えられています。
菊千代周辺のフランス人、アメリカ人などは、
「母国から退去命令が出た
」ということで、
原発事故の後、次々帰国してしまいました。
日本国内で報道されている以上に、海外では危
機感を認識しているようで、いくつか国の大使
館は「機能を関西方面に移した」と聞きます。
18日付けの読売新聞では、3月11日の福島県
第一原発冷却システムの全面停止事故直後に、
クリントン米国務長官が原子炉冷却材と専門家
の派遣支援を日本政府に提案したにも関わらず
菅首相は、東電の「自力で解決できる
」との
意見を鵜呑みにして、この支援を断ったことが
暴露されています。もし、この時点で菅首相が
米国の申し出を積極的に受け入れていれば
、
「チェルノブイリ事故」に匹敵するとされる程
の高濃度放射線遺漏事故は未然に防げたはず。
原発事故初動段階における致命的な判断ミス。
その後の“情報隠ぺい工作
”を見れば、
今回の未曾有の国難を解決する当事者能力が、
菅首相には決定的に欠けていることは明白
。
こんな時、菊千代は久々の海外出張に
。
で、パスポート更新のため有楽町の旅券窓口に
行ってみると長蛇の列
みな「日本はヤバイ」
と真顔でいいます。多くのみなさんが一家で
日本脱出のために旅券申請に来たのだとか。
ほとんどの人たちが、海外の友人知人のメール
やネットで情報を入手したといいます。
「政府やマスコミは真実を伝えてない
」と、
多くの国民が感じているのを実感しました。
19日の毎日新聞社ネット版毎日JPでは、
多量の放射性物質が検知されている福島第1原
発上空では自衛隊機の飛行が困難なため、米軍
グローバ ルホークが24時間態勢で撮影
。
衛星通信を介して映像を米カリフォルニア州・
米空軍基地に送信し、
政府側にも提供して
いるが、日本側は、映像を保有したまま公開し
ていない。同米空軍基地では、米国の原発専門
家らが映像を詳細に分析しているという。
【大冶朋子】
海外から入ってくるさまざまな情報に触れると
日本の報道との違いに唖然とさせられます
。
「こんなことで日本はどうなるのか
」と、
思わずNationalist
になってしまう菊千代。
約3週間後の帰国する頃、東北地方の状況が、
今の状態より、少しでも良くなっていることを
心から
願わずにはいられません。
ほな さいなら
