最近になって


介護の仕事を
18年も
やってこれたことに対して
私の中で
何を得たのだろうか?と
改めて
考えてみた時があり


その答えが
ようやくわかった


わたしは
介護の仕事が好きだった


だから
一般的に思うほど
ケアにおいて
大変さは
あまり感じていなかった





特に認知症のご利用者が
大好きだった




好きだった理由は
今考えると



波長があったから


というと
よくわからないかも
しれないので汗


繊細だったから



かもしれない





認知症という脳の病気を抱え

まわりの環境や
そこにいる人たちの空気を
敏感に感じ取り

不安に感じたら
その場から離れたいと思ったり

安心な場所や人がいたら
穏やかな日々を過ごせる

時に混乱してしまう
繊細な人の気持ちを
理解したいと思った



認知症ケアの研修等での学びも加え

何を思い
何を考えながら
行動したり
発言するのかが
理解できたため

不安にならないように
先回りして対応することが
できた

昔から
非言語的コミュニケーションが
身についていたこともあり

ご利用者との近い距離で
いられることが
嬉しかった


そして
それがわかるがゆえに

少しでも
安心できる環境になるようにと

24時間365日

ケアのことだけではなく
経営のことや
運営のこと

ご利用者に関わる全てのことを
常に
考えていた



そんなだから
うまくいかない時があると
怒りが込み上げ
不満が募るようになった

自分で
コントロールができなくなり
ますます
うまくいかないことが続いた


そして
とうとう
自分が
壊れた