つい3日前、出先で自転車の鍵が紛失ダウン
事情を説明し、駅前の駐輪場に1週間を目処にいう事で特別に置かせてもらっていた。
今日、とりあえず鍵を壊してもらうしかないな…。と思い立った。経験上一般のペンチではかなりの労力と時間を費やす。
その上、駐輪場でそんな姿を目撃されてしまっては余計怪しい人物110当番じゃないか。

とりあえず、近くの自転車屋さんへ行くが、自転車の証明書がないと壊せないと。
…そんなのとっくに捨ててるよ…。

お店の人から防犯登録してあればその確認がとれれば交番で壊してもらえるという情報を聞き、半信半疑で交番へ…。

ちょうど駅前に交番があったので覚悟を決めて戸を開く。
すると6人位いるお巡りさんに一斉にに注目される。
交番に来るという事はそれなりの事情のもとだと思われても仕方ない。

「あのぅ」

「どうなさいましたか?」
その顔に笑顔というものはない。

…い、言いたくない。
恥を承知で事の経緯を説明。

すると名前、住所、生年月日、電話番号をメモ紙に記入し、防犯登録の確認がとれれば鍵をぶち壊してくれるという。
本来なら本当に本人のものかどうかの確認のために証明書の提示とか細かいのかもしれないけど、お巡りさんいわく「自分のじゃない自転車の鍵を壊すためにわざわざ交番に来る人はそういない」と。確かに。

確認のためにお巡りさんと一緒に駐輪場へ。
たかだかこんな事のために、私なんかのためにお巡りさん二人同伴してくれる。


ありがたい。
しかし、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

交番から駐輪場までの道のりがやたらと長く感じる。

駐輪場に到着し無事防犯登録の確認がとれて鍵を壊してもらえた。やたら大きいペンチで。
一瞬で。


警察ってこんなこともやってくれるんだ。
もう鍵無くすもんか。